そうは手術前後について2
実は、心拍は確認できていないにもかかわらず私は妊娠が発覚してすぐ、
役所に妊娠届を出してしまった。
入籍後の手続きで役所に行っていたので面倒なので、
一気に済ませようと思ったためだ。
しかし、妊娠関連の本を読むと、私は少し早く動き過ぎていた。
↓買った本はこれ。
妊娠というものがどういうものかわからない、というのもあったのだが、
つわりという現象がどういうメカニズムで起こるのか
(どんなホルモン分泌の変化が体に起こっているのか、とか)
ものすごく気になってなんでもいいから知識を得たかった。
もちろん、結局そんなマニアックなことは書いていなかったのだが…。
(「つわり」というものは、自分の身に起こると意味がわからない
謎の現象だ。たぶん、聞き慣れた「癌」という病に自分がかかった時、
不可解な体に起こる変化の原因を知りたくて、
医学書を読みあさるのと 似ているのではないだろうか)
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通常は、心拍が確認でき、出産予定日がわかってから役所に行くもののようだ。
役所に行くと、母子手帳と、いろんな書類、
「お腹の中に赤ちゃんがいます」キーホルダーなどが入っていた。
なんとなく、まだ実感も持てない私は、キーホルダーをぶら下げる気になれず
母子手帳もまだいいんじゃないかなという気がして目を通していなかった。
なんとなく本当に妊娠するのか懐疑的であったという点と、
自分が「母」になるということに心の準備が全くできていなかったと思う。
(女性は皆そうなのだと思うが)
子供が欲しくてたまらなかったが、いざ「出来ました」と言われると、
困惑することのほうが本当に多い。
「私が母?冗談だろう?」と。
「男性」が標準のホモソーシャルの中でどっぷりと浸りきって
自分が女性であるということを突然つきつけられ、
困惑しているのは、自分自身が、男性化していた
何よりの証左かもしれないなとも思う。
(ホモソーシャルとは男社会ということで、女性の中にも男性が標準という意識が
根付いている状態をいうのだと思う、厳密な意味は知らないが、
別途ホモソーシャルについては書きたいと思う)