育て直し(自分を)

どうやって生きていくのかぼんやり考えるブログ

短所は長所

最近認知行動療法のワークブックを買って、トライしている所だ。

 

自分がいかに病的に自分を陥れているのかを知るいい機会になっている。

もちろん、病的なレベルだが、自分を「ダメな奴」とか「死んだほうがいい」とか思うことはよくあることじゃないだろうか?それが根拠の無いレベルや、自己暗示のレベルまで行くと鬱になるのだと思う。それが病的なものだと自覚させ、自己暗示、自己洗脳から脱し、行動を変えることによって認知のパターンを変えるものが認知行動療法なのだと思う。だから、病的でなくても、自分を「だから私はダメなのだ」「このままじゃいけない」とすぐ思ってしまいがちな人は一度トライしてみてもいいのではと思っている。

 

そんな私がトライしているテーマが「自分の長所を上げてみる」だ。就活の自己分析や自己啓発系でもよく見かけて、昔やったことがあるのだが(ちなみにうつの人は自己啓発にどっぷりハマる傾向があると言われた、もう苦笑するしかない)昔はそれなりに楽しんでできたのだが、今はけっこう病的なレベルのようで

「長所なんてない!!」と断言できてしまい、実際「ダメな人間」「クズ」「死ねばいい」くらいしか思いつかなくて、さじを投げてしまった。ただ、一方で、長所は短所の裏返しでもあると、そのワークブックにはあり、とりあえず、より具体的に自分の短所を探してみることにした。その見方を変えれば、長所になるわけだ。

しかし、不思議なことに中々具体的に自分の短所を挙げるというのも難しい。

「頭が悪い」というのが一番に浮かぶのだが、具体的にどうアタマが悪いのか?私はどんな時自分が頭が悪いと思うのか?

「根気がない」「往生際が悪い」「性格が悪い」…などなど考えていると、もうそこで考えたくなくなって、うんざりしてくる。でもよく考えて見れば、それこそが思考停止、根拠なき自己嫌悪、自己否定なのだ。

苦しい気持ちを抑え、冷静に自分自身を見てみる。

「頭が悪い」のは、「ブログをうまく書けないから」なぜうまく書けないのか?「情報が整理されていない」「ブログのコンセプトが定まっていない」「ルールやターゲットが不明瞭」など、頭が悪いというのは、具体的に考えれば、ブログがうまく書けないこととは、一致しない。

「往生際が悪い」のは、「テレビのしごとをやめられない」ということで感じているのであれば、高校生から取材という形で仕方人とコミュニケーションをとったことがなく、取材以外での人との接し方がわからず、他の仕事をすること自体が怖いだけだったり、逆に過去の成功体験に縛られているだけで、性格を表しているわけではないかもしれない。

「性格が悪い」にしても、細かい例ばかりなので、具体例は止めておくが、往々にして、性格が悪いという言葉に集約しているだけで、具体的には、単純に疲れてイライラしていたり、自分自身に善人なリアクションを求めすぎているだけだったりするだけで、短所とは一概にいいずらいケースの方が多い漠然としたものだ。

短所としてあげるべきはもっと具体的な言葉で考えるほうが適切ではないだろうか?

 

私は色んな物に中途半端に手を出しては途中でやめてしまう「飽きっぽい」人間だ、とすれば、一方では、「知的好奇心旺盛」、「探究心がある」、「チャレンジ精神がある」とも言える。飽きっぽさを直接長所に言い換えるなら「物の全体像を把握し、見切りをつけることができる」「切り替えが早い」とも言えるのではないだろうか?

ちょっと無理があるし、正直、長所とは言いづらいのだけども、物事には必ず表と裏がある。

 

鬱の引きこもりの方を取材した時に「自分はトロくて、アルバイトはできない」「店長に怒られる」と言っていた方がいた。実際、その方と一緒に作業する機会があり、たしかに遅いとイライラもしたが、その分、物の扱いの丁寧さ、きめ細やかさ、1つのものに対する集中力の高さに驚かされた。

丁寧さ以上にスピードを求められる現場では、活かすことのできない個性でも、1つ1つに丁寧さ、慎重さが求められる職場では極めて重要な特性を持っているのだなと関心したがその方がそのことに気がついていないことに、歯がゆさを覚えた記憶がある。

 

他人に対してはそんな当たり前のことがいくらでもいえるのに、自分は客観的になれないものだ。自分に対しては、考えることに人は手を抜くのかも知れない。自分とは長いこと付き合っているから、考えなくてもわかった気になっているのかもしれない。でも、そう思い込んでいるだけで、具体的に見ていけば、明確な改善ポイントも、明確な長所や的確な取り扱い方があるはずだ。

 

めんどうだけど、ちょっとやっていこうと思う。

 

自分でできる認知行動療法 うつと不安の克服法

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