育て直し(自分を)

どうやって生きていくのかぼんやり考えるブログ

不思議な心地よさ

技術者に囲まれて、技術用語がバンバン飛び交う環境に身を置く機会があった。
完全なるアウェイ。
自分は何も知らないなーと思い知らされながらも、嫉妬できる領域をはるかに超えた会話の中にいて、不思議な心地よさがあった。

嫉妬の対象にはならないし、私が何を言っても彼らはあまり聞いていない。彼らが聞いてくれるのは、彼らが理解できること、具体的な形に結びつくもので、抽象的な発言に彼らの琴線は触れない。

それは、肥大しがちな私の自意識を小さくすぼめてくれるような感覚があった。
表面的な発言はスルーされて、本質的な部分しか相手にしてくれない。
自分とは異質な存在と、距離を置かれる。
他者として尊重し、干渉してこない。
心地よい無関心。
優秀な技術者は得てして自分の興味のないことにはからしき興味がない。それが私に心地よい居場所を与えてくれる。
ああ、こうなればいいんだ、と、私も他者に無関心で自分の心の中だけ見ていられる。

…よくわからないけど、技術者といると、心地よいとは昔から思っていた。なんでかしら。
久しぶりに良い意味で、空気のような扱いをされて、心地よかった。
私の中にも技術者的な側面があるのかもしれないな。でも、私が生きているのはそういう人が少ない社会で、私も技術者の能力は低いから、気が付かなかったけど。アウェイであることが心地よいのか、自己主張が激しい空間が心地よいのか、よく分からないけども。