大人のADHD 生活改善日誌

よくわからない生きづらさを持つ人がよりよい人生を模索するブログです。2018年よりADHDの体質の対処療法としてコンサータ始めました。試行錯誤の末27ミリ服用中。

性は虹色

最近髪型がサッカー選手みたいになっている。ようは明るめの色で、刈り上げ、ベリーショート。

なぜか分からないのだが、いいなー、したいなーと思う髪型が全員男。
そもそも今の髪型にしたのもテレビで見たおかまのおばちゃんの髪型がかっこいいと思ったから。

いつもしていただいている美容師は男性なのだが、その人の髪型もいいなと思っていて、その髪型で!と言いそうになる。


私はもしかしたら男装趣味かもしれない。
もちろん、女の格好もするのだが、憧れるのは男の人だ。
異性としてもちろんだが、自分が男のようになりたいと思う。
考えてみれば勝手に旦那の服を着るし、靴もお下がりをもらったし(サイズが合わない靴を押し付けられたともいう)ネイルは黒くしたいと思う。

女装と違ってボーイッシュとかマニッシュとかいうファッションのジャンルがあるから、そういうある種の性癖かもしれないなんて思いもしなかったが…。

そんなことを思うようになったのはこのブログのタイトルを見たとき。

コスプレで女やってます…
もちろん、それは比喩的な意味というか、別に本気でコスプレではないわけだが、どこか女という性を客観的に見ていたり、どこかバーチャルに感じながら周りから求められる女像を演じている、というニュアンスなのだろう。
それはわかる。
だが自分に置き換えたとき、あんまりピンとこなかった。意図はよくわかるし、感覚としては近いものがあるな、と思いつつも、やっぱり、コスプレでやるということは、どこか女になりたいという願望も含んでいるような気がする。
私の中にはそのニュアンスがどこまであるのかな?と思ったとき、ちょっと違う気がした。
むしろ、男になりたがっている節がある。
ミソジニーだともいえるが女性嫌悪とは少しニュアンスが違う、男になりたいというほのかな思い。
女性性を肯定しながらも、どこかで男でありたい気持ちを捨てられない思いはもしかしたら、ある種の私のユニークな性なのかも、と。

異性愛者で女装趣味の男性に近いメンタリティーかなという気がする。
うーむ、やはりそこにはどこか女性性を廃したいミソジニーが存在するのかしら。
私にはそれが生まれ持ったセクシャリティなのか、後天的に学習したジェンダーなのかわからないけども。
ただ、男装したい女であること、ちょっとレズビアンに見られたいと思う気持ちを否定せずにどんどん増長させていこうと思う。

たんに体格的にフェミニンな服が似合わないだけかもしれないけど。