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育て直し(自分を)

どうやって生きていくのかぼんやり考えるブログ

半端な知識しかないなら黙れ

私は門外漢なので、ほとんどノーアイデアです。最近のイスラム国周り。

ただただ固唾を呑んで見守っております。

 

事件発生当初、こんな記事を見た。


「イスラーム国」による日本人人質殺害予告について:メディアの皆様へ - 中東・イスラーム学の風姿花伝

(3)日本社会の・言論人・メディアのありがちな反応
「テロはやられる側が悪い」「政府の政策によってテロが起これば政府の責任だ」という、日本社会で生じてきがちな言論は、テロに加担するものであり、そのような社会の中の脆弱な部分を刺激することがテロの目的そのものです。

 

 

何も情報がないのに、感情論で物事を判断すると、判断を見誤るのだなと、思った。別に、私がジャッジすることが、社会になんら影響を与えないのならば、じっくりと判断材料を集め、判断を下すのがいいのではないかなと思っている。

だが多くのジャーナリスト、プロ、素人問わず色んな意見が出されているようだ。

 


最優先すべきは命だ | 森達也

その後は極秘裏に人質解放のための交渉を続けていたと思いたいが、ならばよりによってなぜフランスのテロ直後に、二人が拘束されていることを知りながら、安倍首相はイスラム国と敵対する国ばかりを訪問して、連携の強化や対テロのための高額の支援を表明しなければならなかったのか。さらにアラブにとってはパレスチナ問題で長年の宿敵であるイスラエルを訪れて、日章旗イスラエルの国旗の前で『テロとの戦い』を宣言しなければならなかったのか。殺害予告の期限が近づいている22日に国連の場で次席大使に、あんなパフォーマンスをさせなければならなかったのか。

 

 


イスラム国を「利用」して安倍批判をするな! : 長谷川豊 公式ブログ 『本気論 本音論』

「(安倍総理は)イスラム国と戦っている有志連合の仲間に入れて欲しい」と、まぁ正式なメンバーとまではなれないけど、まぁ「仲間と認知して欲しい」と。
で、そのためには本当は空爆をしたりだとかですね、あるいはイラクに武器を供与したりとか出来ればいいんですけど、これ 出来ないじゃないですか。だから、もともと その「安倍さんが願っている目標」っていうのは本当は出来ないことなんですよ。でもそれをやりたい。で、それをやるために「じゃあ何ができるか」っていうと人道支援しか出来ないと」
報道ステーション 古賀茂明氏談

 

池内恵先生の言葉どおりやん…!

 「政府の政策によってテロが起これば政府の責任だ」という、日本社会で生じてきがちな言論は、テロに加担するもの

 

 後半のまとめではこんなふうに言っている

安倍首相が中東歴訪をして政策変更をしたからテロが行われたのではなく、単に首相が訪問して注目を集めたタイミングを狙って、従来から拘束されていた人質の殺害が予告されたという事実関係を、疎かにして議論してはならない。

イスラーム国」側の宣伝に無意識に乗り、「安倍政権批判」という政治目的のために、あたかも日本が政策変更を行っているかのように論じ、それが故にテロを誘発したと主張して、結果的にテロを正当化する議論が日本側に出てくるならば、少なくともそれがテロの暴力を政治目的に利用した議論だということは周知されなければならない。

「特定の勢力の気分を害する政策をやればテロが起こるからやめろ」という議論が成り立つなら、民主政治も主権国家も成り立たない。ただ剥き出しの暴力を行使するものの意が通る社会になる。今回の件で、「イスラーム国を刺激した」ことを非難する論調を提示する者が出てきた場合、そのような暴力が勝つ社会にしたいのですかと問いたい。

 

私は、発想として安倍政権が悪いとは思いつかなかったけど、池内先生が預言者のごとく、メディアでは安倍批判が行われているよう。

 にわかの知識しかない人間にかぎって、したり顔でえらいまちがったことをのたまってしまうものだ。

それは引きこもり、ニート問題、DV問題、社会保障生活保護)問題も同じこと。

現場の学者や支援者たちがいっていることを聞かず、手前勝手な論理で、最も窮地にある人間を追い詰めてしまうもの。

知識の探求に、明確なゴールはありえないけれど、せめて、その道の専門家の意見をひと通り認知してから、自分の意見を言うべき。まあ、でも半端に情報を得て、その上で、自分の意見なんて、厚顔無恥だからこそできる芸当なのかもしれない。

 

 したり顔で語るジャーナリストなんてそんなものかもしれない。

ジャーナリストは、当事者たちの代弁者でしかない、当事者たちの思い、痛みに寄り添うことしか出来ない無力であると自覚しながらその仕事に従事するのが、わたしはやっぱり正しいのかな、なんて思う。青臭い学生みたいなこと言って恥ずかしい次第だが。

まあ、自ら意見を表明せず、勇気ある発言をした者をこき下ろす私は一番の卑怯者かもしれないけれども。

 

とりあえずこれを読む所からはじめねば。

 

イスラーム国の衝撃 (文春新書)

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