本当に不毛だから辞めたいんだけどついやってしまう人の値踏み
先日知り合った方で、読書や勉強をしていそうなんだけど「こいつ、バカだな」と、つい一瞬で興味を失ってしまったことがある。
ああああ、本当これだめ。って反省している。
このバカ、というのは、色々知識はあるのだけど、それを整理して、自分の考えにねりまとめるのが苦手な「考えるの苦手なタイプ」と思う人である。決してバカにしているわけではなく、私が好きなタイプの思考をする人ではない、という意味だ。
そう、考察が甘いやつだなと。しかも、情報伝達が下手なのに、つい伝えようと頑張っちゃうタイプなのだ。(そこは私と一緒なので、同族嫌悪ですかね!)
こいつと話していて、何か流通している情報以上得られるのだろうか?メリットがねえなーとついつい、思ってしまう。
このオートフィルタリング機能(この人は私にメリットがあるか否かを瞬時に判断して会話量を調整する機能)は、すごくもったいないことだ。確かに人間のパーソナリティの6,7割は会って少し話せば概ね理解できるかもしれない。だが、人間の面白みというものは、残りの3,4割の中に眠っているものだ。
決め付けほどもったいないものはない。たしかに、スピードと量を求められる対人関係の場合、ムダな対人コストを省く上ではこのオートフィルタリングは有効だろう。
合コンや、営業職などでは有効だろう。(合コンでは、一瞬に判断して、その人が盛り上がる、その場が盛り上がる話をしたほうがメリットが有る。営業職、特に1回しか会わないタイプのものならば絶対必要となるだろう。無駄な営業したところで意味が無い)
取材ではこの機能は停止したほうがメリットが高い。一見つまらないと思った人間をよくよくえぐってみると「へー!」と思うものがある。
もちろん、自分の直感に従うことは大切だ。でも、そこで、興味ゼロ、とならず、良い所を探してみると「実はかわいい」とか「実は愚痴がすごいハートに響く」とか視点を変えることで見えてくる味がわかるものだ。
何が言いたいかというと、そうやってすぐ値踏みする癖は本当に直さないとなーということ。じゃないと「お前はすぐ人を馬鹿にする」と、観察眼が鋭い人には、無意識でやってることがすぐバレるし。(むいしきだからバカにしてる意識なんてないんだけど、きっと目が見下しちゃってるんだろうね…)