育て直し(自分を)

どうやって生きていくのかぼんやり考えるブログ

味覚は変わる

ふと、串カツ屋さんに入った時のこと。
わたしはソースにつけずキャベツをつまんでいた。
昔は、ソースのかかったキャベツは嫌いだったなぁー。と思いながら。
今でも、あまりソースのかかったキャベツは好きではない。ソースは酸っぱいし、味が濃いので、あまり得意ではない。
揚げ物にはその酸っぱさや、濃さがほどよいと思えるようになったが、キャベツの味の淡白さには、ソースは強すぎると思うのだ。ただただ舌がヒリヒリするだけだ。

で、大人のわたしは喜んでキャベツを何もつけずに食べることになった。
だが、思い返してみれば、揚げ物に添えられていたキャベツの千切りには頭を悩ませていた。

ふと、頭の中に子供時代よく行ったとんかつ屋での情景が頭をかすめた。
当時、私は揚げ物の油にすぐ胃がもたれていた。とんかつ、カニクリームコロッケ、天ぷら…油につけて調理するものは全般的に苦手だった。
だが、そんな中でもとんかつ、カニクリームコロッケ、エビフライは別格だった。体調不良を我慢しても食べたいものだった(ちなみに天ぷらのかき揚げは今でも食べることに抵抗がある。ただ大人になって胃腸薬という相棒を手に入れたので、腹痛で眠れないことはなくなった)。
。鼻腔をくすぐる香ばしい油の香りと、口の中に広がる素材の旨味は、後で胃もたれで悶絶することを差し引いても、育ち盛りだったわたしにとって大きな喜びであった。
ついでに言えば、その香りと旨味をおかずに食べるご飯がまた絶品なのだ。

で、そんな中、やはり困るのが添え物のキャベツだ。
親に残さず食べなさいという格言を頂き、またかなり食い意地が張っていたわたしは食べ物を残すことに大いなる抵抗感があった。
胃もたれ予防のためにもキャベツは必要と感覚的に理解していたが、それにしても、肉至上主義であった当時のわたしには千切りキャベツは多すぎた。

こんなに味がないものをどう処理すればいいのか…?毎回、揚げ物を食べる中で困惑していた。
今でこそキャベツには甘みと臭みがあると理解して何もつけずに食べれるが、当時は本当に苦痛だった。
味がない…固い…なんの繊維を食べているのか?これ本当に飲み込んでいい奴?的な。

好き嫌いがない、それが当時のわたしの自慢であったのだが、考えてみればこの論理で、わたしは味の薄い野菜が全般的に苦手だった。

白菜…味がない、固い、食べる意味がわからない。鍋で食べるとポン酢の味しかしない(そしてポン酢は酸っぱくて口の中がヒリヒリするので苦手)
もやし…味がない、食べる意味がわからない
白ネギ…味がない、…のに、辛い
玉ねぎ…味、な…い…のに…辛い!

と大体白い野菜は主に味が感じられないため苦手でした。
ちなみに万能ネギはなんか好きでした。味は感じられませんでしたがなんか、乗ってるとキレイだから。

いやいや、私どんだけ大味なんですかって感じのラインナップですね。

今思えば、鼻が悪かったのかもしれませんね。耳が悪くて耳鼻科に通っていたので、気がついていないだけで、普通の人より鼻が悪かったのかも。

大葉とかモロヘイヤとか特徴が分かりやすい食材がすきでした。

いまだに白菜とかもやしとかはそんなにすきじゃないけど、味は感じます。キャベツに至っては結構好きです。
まぁ、何が言いたいかというと、味覚って奴は年月によって変わりますよね、ということです。ええ。