大人のADHD 生活改善日誌

よくわからない生きづらさを持つ人がよりよい人生を模索するブログです。2018年よりADHDの体質の対処療法としてコンサータ始めました。試行錯誤の末27ミリ服用中。

決めつけないで


聞き手のテレビ業界は男社会という決めつけがひどいw事実かなり男社会だけど、それは女がダメだからという上層部の決めつけよりも、現場レベルでは圧倒的に単に女が続けられる労働環境がないからってだけなんだが…。
むしろ、優秀なのは女だけど、女はやめるからなぁ…がよく聞くぼやき。

お笑い番組を作ったことはないけども、感じるのは、どんなにけなしていても、そこに敬意があるってこと。敬意がないこき下ろしはツッコミとして秀逸でも、笑いが起きないと思うしね。
裏方のディレクターとかって、たぶんちゃんとリアクション取れる芸人をちゃんと尊敬してると思う。
じゃなきゃたぶん、企画で名前が上がらないし、編集の時点で存在を切られるし。

社会的に女はこう、男はこうという価値観に従わざるえない作り手がウィークリーで笑いを取るためには、一番スタンダードな常識に沿って、タブーをちょいちょい破っていくしかないだろう。

その辺の常識を打ち破っていくのはバラエティだけでは荷が重すぎる。我々ドキュメンタリー系の人種の出番ではなかろうか。
批判されがちだけど、そして誤解もされがちだけど、面白い、という基準の元で、すべてジャッジされるから一般社会よりよっぽど平等でマイノリティの生きやすいところがバラエティの、世界だと思うんだよね。制作人もキ○ガイばっかりってよく聞くし。

テレビ業界は確かに男社会だ。
男と同等(家庭を顧みず、己の体の限界まで働き続ける)働き方ができる人じゃなきゃ生き残れない。だけどそこさえクリアしてしまえば誰もが対等に評価されるフラットな社会だ。
男も女もセクマイも障害者も皆それがあるから頑張れている。
決めつけて、その世界で頑張る我々を否定されるのはちょっと切ないよね。
(テレビ業界が今のままでいいとは全然思ってもないけど、批判の仕方がなぁー…と思っただけのことです。この業界のマイノリティ全般の存在を否定しているように見えたので)