学生の私のことをわかってという圧が辛い
最近10代の若者と話すことがある。10代というか、学生の持つ独特の
「私のことをわかって、認めて!」
という圧が、本当に辛い。痛い。
私はこんなに出来るの、こんなにすごいのよ!という自己PRをしてくる。そして、私はあなたたち大人の話にもついていけるのよ!という背伸び発言も多い。
キミが世間を知らないのは仕方がないことなんだよ。そんなに大人の基準に合わせなくていいんだよ。そして、自分が世界の中心にいたいという気持ちをそんなに私におしつけないで欲しいと思ってしまう。
なんとなくなんだが、学校というのは、ものすごく個人の尊厳を踏みにじる場所なのかもしれない。キミはキミのママでいい、感覚を与えられないのだろうか?誰かに認められようと努力しなくても、キミの個性とか、キミの考えを素直に出せたら、それが一番周りがわかってくれて、認めてくれることになるのだが…。
学校という場所はそれを許さないのかもしれない。
一番メインとなる価値観にすり寄せていかないと自分の居場所がないというのが、学校という閉鎖空間なのかもしれない。
私は、空気があんまり読めない人だったら、苦しまなくて、というか基本的にぼっちで有りたい人だったからそういうバイアスにさほど苦しまずにすんだのかもしれない。もちろんそんな私でも「私は特別、他のガキどもとは違うの、ね、だから私を認めて」アピールはがっっっつりしていたとは思う。
それはたぶん、30歳くらいまでしていた。
今やっとそういうことしなくてもいいやと思えたのは、なぜかあんまりわかんないけど。
ぼっちで何が悪いんだっつーのな。大学は友達を作る場所じゃない、勉強するところや。