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育て直し(自分を)

どうやって生きていくのかぼんやり考えるブログ

被害者を慮ったふりをする加害者たち

ジェンダー 家族 性欲

一時期大いに話題をかっさらった乙武さん。

あんまり興味がなかったので見ていなかったが、ふと「そういえば、政界進出するんだったんだっけ?」と思いたち、調べていく中で、あの批判が殺到した謝罪文を読んだ。

ototake.com

以前より、妻には私のこれまでの行いを打ち明け、話し合いをしておりました。一生かかっても償いきれないほどの過ちであるにもかかわらず、妻は私を許し、やり直そうと言ってくれました。

中略

失った信頼を回復するのは決してたやすいことではありませんが、いま一度、自分を見つめ直し、家族と向き合っていく所存です。

 

いや、これ、ようは、夫婦の問題としてはすでに織り込み済み、不倫を前提とした夫婦の形だったのでしょう。そしてそれは、他の家族には内緒の夫婦の形だったのではないでしょうか。

それを周りに暴露されてしまったことで、失われたのは、乙武さんに対する妻の信頼ではなく、乙武さんに対する世間の信頼を回復するために家族と向き合うのでしょう、という気がしてなりません。

 

まあ、私個人としてはこの謝罪文を見て「まあ、奥さんを謝る対象と見せかけて、世論をお騒がせしたことを夫婦で謝っているのだろうな」と思った。

 

むしろ、虫唾が走ったのは、それに対する世論の反応。

intergate.info

 

乙武氏…物理的な家事・育児出来ないよね…手があったら子供のオムツ替えしたいって切なげに言ってたし…奥さん大変だったろうに…その上浮気とか…人として引く…
そして一緒に謝罪する奥様を出来た人とは思えません。そんな時代じゃない。
障害関係無くフラットに見て乙武氏大嫌いになりました。

 

乙武は子育てや家事の手伝いもできないよね。むしろ介護される側だし。育児家事介護と頑張ってる奥さんを裏切り、奥さんは1ミリも悪くない何の責任もないのに奥さんの謝罪文を公式サイトにアップしちゃうとか全国の主婦を敵に回したな。

 

介護されている立場なのだから、奥さんに服従して当然、奥さんは夫に謝罪させられている、奥さんが可哀想、という決め付けこそがおかしいと思わないのか?

多くは語らないが、2人は同意のもとで、こんな性生活をしていたと私は感じる。つか、ポリアモリーやん。と。

それを、介護してもらっている分際で、というテイストで、奥さんが可哀想という、奥さんの気持ちを完全に無視して被害者に仕立て上げて憤っている姿は異様だ。

自分の中に「一人で生きていけない障害者は清廉潔白であるべき」「妻は夫に従って当然」「夫婦は(仮に)同意があったとしても婚外セックスを持ち込むことは禁忌」「不倫をした夫の妻は可哀想な存在」という常識(思い込み)に縛られ、乙武夫妻をそのフレームに当てはめて見当違いな批判と同情しているということに一ミリも気がついていない。

 

「悪意があるものが差別なのではなくて、善意こそが差別」

(渡邊芳之氏)を思い出した。

 ※絶望手帖より抜粋 

絶望手帖

絶望手帖