「働く女性」という言葉
新聞のメルマガを登録しているとたびたび目に入る「働く女性」というワードを見る。
メールボックスに働く女性向けのメールが立て続けに届いたことがある。
それを見て、なんなんだろうなと感じた。睡眠のことを調べるとすぐわかるのだが、日本で一番働いているのは40代女性だ。
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働く女性が増えたから、というよりは、家事育児を女性が一手に担い、しかも収入も得る労働をする女性も決して少なくない。
正社員は少なくとも、昔からかなりの数の女性が非正規雇用で働いているはずだ。
だが、働く女性という言葉は、正規雇用や自営業者(いわゆる社長)のみを指すと思う。
確かにそれだけであればかなり少数だと思うが、収入の有無にこだわりさえしなければかなりの女性が働いているのだ。昔から。
やはり、この働く女性という言葉の都合の良さ、差別的な響きはなんとも好きになれない。
最近、社会が人間をモノ扱いしているような気がする。昔からそうなのかもしれないが。男も女も組織のためではなく、自分のために生きられないと、そりゃあただただ息苦しいと思うんだがなぁ。