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育て直し(自分を)

どうやって生きていくのかぼんやり考えるブログ

テレビはどこまでテロリストの思惑どおりに動くのか

ジャーナリズム 余談

相模原の大量殺傷事件19人死亡 容疑者、犯行直後に「世界が平和になりますように」 : J-CASTニュース

朝からワイドショーが目に入ってしまいゲンナリした気分だ。ワイドショーでは19人を、殺害した犯人の分析を行っていた。衆議院議長に犯人が送った手紙を大きなフリップにして一言一句分析していた。

 

少年Aの事件報道と同じ匂いがする。秋葉原の事件ともそうだ。15年前からマスコミはなんも学習してねぇんだなとつくづく感じた。

19人を殺害した男性は、自分が社会正義を果たしたヒーローだと思い込んでいるのだ。だがそんな自己中心的で都合の良い正義を振りかざしていては、通常誰も相手にしてくれない。

法律で禁止されているとしても、重度障害者を抹殺することは最も簡単な方法なのだ。

人の人生を終わらせることなんて誰にでもできる。

 

多分彼にとってこの凶行は大成功だろう。戦後最悪と歴史に名を刻むことができたわけだし。

そして何よりも模倣犯が現れるのではないだろうか?

誰も自分の話なんてまともに聞いてくれないけれど、人を殺せばみんな自分の方を向いてくれるかもしれないと。みんなが真剣に自分の意見を分析して、頭を悩ませてくれると。

 

犯人のように、絶望的な世界で生き、鬱積した自意識をくすぶらせている若者は多いだろう。絶望的だと思っている世界で絶望しているのは自分自身だと気が付かず、全人類が自分と同じように絶望し、救いを求めていると錯覚している。

 

メディアでそんな男の妄言を一言一句取り上げるということは、自分も犯罪行為を犯せば、誰かが関心を持ってくれると感じ取るのが普通じゃないだろうか。

 

少なくとも少年Aの事件の時、私は彼に嫉妬し、暴力に救いを求めた。親を殺せないかと、父親に包丁を向けた。(根性がなくて殺せなかったけど)

だからこそ、デバガメ根性丸出しの報道ではいけないと思う。潜在的に犯人に共感する人は確実に多い。ネット上ではふつふつと沸き起こっている。それがネトウヨだし、戦争への憧れにも通じている。その心を煽る報道ではなく、沈静化させる方向で報道をしなくては、報道機関の意味がないのだ。と、私は思う次第です。