萌え絵や女の身体を否定するフェミ界隈への違和感
私は性自認はおそらく男性に極めて近い人間だと思う。
だが、そんな私でも30年以上女の体で生きてきて、女であることを多少受け入れていたりもしている。もちろん、納得行かないいろんなことがあって自分を傷つけたり、これは誰もが通る道だと思っていることがそうじゃなかったりと、色々感じることもある。
そんな私でも、最近の萌えキャラの性的だという指摘はどうも女体持ちとしては違和感を禁じ得ない。
身体のラインが出過ぎている、とか、性的だ、とかいう指摘萌えキャラがなんかすごいバッシングを受けている。
自分自身でも萌えキャラはいらっとする、ということを書いた。
だが、違和感をやっぱり拭えないのは、「いやそれ仮に性的だとしても、それが子どもや公共の場にあることがなんで悪いの?」と思ってしまうことだ。
もちろん、私自身がオタクであり、萌え絵に慣れまくっていることもある。下記のブログを見て納得させられたところはある。
なぜあの絵が性的に見える人/見えない人がいるのか - nomolkのブログ
なるほど〜。私がこのキャラにエロさを感じず、ツッコミ待ちのボケキャラと感じるのは、オタク経験値の差なんだな…
2016/10/21 15:40
だが…萌え絵の否定がどうにも
「女の身体なんて公共の場に出すな」
「女の体はみっともない」
と言われているような気がしてならないのだ。
という思いを悶々といだきながら、なんだろう、言語化出来ない…と思っていた矢先に、この記事を読んで、あーこういうことを私は感じていたんだなーと。
肉感的なものは不快だと思う。セックスが気持ち悪いのって、結局臓器と臓器をくっつけて体液を混ざる行為だからでしょ。料理作ってる調理過程で、肉とか魚とかさばいて気持ち悪いのと同じように、やっぱ肉を感じさせるものはちょっとグロテスクだと思う。
だけど、肉を忌避していくとなんか、人間そのものを排除していくような感覚にもなる気がするんだよな〜