働くって遠回り
なぜ人は働かなければならないのだろうか?とかんがえることはありませんか?
私はしょっちゅうです。
働きたくないとはいえ、仕事は嫌いではないのです。
働きたくないけど、ほどほどに働きたい、それが正直なところです。
週3、4日くらいでいい。正直、お金はもらえるけど、仕事は私にとって娯楽みたいなものなのです。ただ、それを週5、週7で働けと言われるとやっぱり疑問です。
雪が降ったら行きたくないし、そもそもそんな必要性なんてないじゃないですか。
意味が無いものなのだと思うのです、働くってことが。確かにお金を稼ぐ上では必要ですけども、それでなくても別に、食べていけるし、それこそ、食べるということだけ考えればいっぱい物はあふれているわけで、必ずしも食べること=働くことではない。
そりゃあ、消防隊員とかで、自分が出動しないと人が死ぬ、という職業だったら別でしょうけど、私のようなしがないテレビ屋は、出勤しなくても、人は死なないし、そもそもテレビだって、暇つぶしツールだ。
(独居老人にとっては大事な夜の相手だからそのへんは社会的意義を感じる必要がありそうだが)
すごい逆説的に世の中がなっている気がする。
今の世の中の多くの仕事は余暇でやることで、生きていくために必要なことはあんまりしていない気がする。皆、時代が時代だったら余暇って言われるものに縛られて、過労死とかするまで働いているような気がする。
生きるってことが遠回りになっている気がする。
生きるために必要な、農耕とか、自炊とか、大変すぎるし、手間が掛かり過ぎるから、余暇みたいな楽な仕事をして稼いだほうがいいやって思ったのが、うちらのおじいちゃんやひいおじいちゃんたちなのかもしれない。
確かに、エコな暮らしをしている人たちを見ると大変そうだなと思う。
憧れないけど、今の生活よりかはましかなって思えるんだよね。
ネルケ無方の事を考えていたらそんなことに思い至った。
生きているリアリティ、それがけっこうかけているような気がするよね。
ちなみにブクログにも登録してあります。
星2つ。別におもしろくはない。ただネルケさんは好きになった。