自分の道
社会起業家に憧れたり、ダウンシフターとか、自給自足生活者に憧れたりしたけど、なんとなく自分がやりたいことっていうかなんか道が見えてきたような気がしないでもない。
腹が据わったという方が正しいか。
テレビ屋じゃなくてもいいんだけど、私がやりたいのは、社会の価値観を変えるための小さな風を作ること。
虐待をする親が悪い、暴力をふるう親、夫が悪い、ふるわせる女が悪い、子供が悪い、女が選り好みしているから少子化になる。結婚できない女はいたい、男は草食化している。女は結婚してなんぼ、男は働かないとダメ。ひきこもり、ニートは個人の問題。
私の推測では、根は全部同じ。
役割を決めつけて、悪を決めつけてしまう所。男尊女卑という、昭和の時代に流行った価値観が、機能不全を起こしている結果。男の中にも、女の中にもある。
男尊女卑という言葉で片付けると、反発も大きいと思う。私もこの言葉には抵抗がある。でも、結局は全てそこに帰結する。
あまりにもシステマチックに、分業が決まり、物事の善悪が自動的に決まる仕組み。
ちゃんと考えなおさないといけない時が来てる。昭和の時代だけじゃない。近代以前の貧しい時代からずっと引きずってきた価値観を今もう一度考えなおす時期。
いろんな所に歪が生まれている。犠牲になっている人の声を拾う。変わろうと努力している人の一瞬に寄り添わせてもらう。
それが私のライフワークだ。
社会起業家にはなれない。私が狙うものは金にならないから。
ダウンシフターとか、自給自足はできない。死ぬほど飽きっぽいし、一つの場所に根をはることができないから。
あまりにも根無し草、夫も根無し草属性が強い人。だから保険として畑やったり出来る環境にはいたい。なんか合った時、急場をしのげる体制は作っておきたい。
金にならなくてもいい。無名のままでもいい。誰かの声をすくい上げる人になろう。その道でちょっと有名なこだわりの強い人にはなりたいな。
徹底的に誤解されやすい家族たちに寄り添うジャーナリストを目指そう。