大人のADHD 生活改善日誌

よくわからない生きづらさを持つ人がよりよい人生を模索するブログです。2018年よりADHDの体質の対処療法としてコンサータ始めました。試行錯誤の末27ミリ服用中。

これが古き良き日本なのです

最近、心に余裕がなくて、時事ネタをあさっていなかったけど、えらいのが出てきた。またこのおばあちゃんだ。


曽野綾子氏の産経コラムに抗議相次ぐ 人種別居住区に言及で | GoHoo

「曽野氏コラムの撤回と謝罪を」日本アフリカ学会有志:朝日新聞デジタル


曽野綾子氏が物議の産経新聞コラムについて反論「撤回はしない」 - ライブドアニュース

 

マタハラの時にもこの人どこの世間知らずなおばあちゃんなの?と思っていたらまたすごいお花畑発言している。

このおばあちゃん大丈夫かな?

 


「出産したらお辞めなさい」曽野綾子氏に反論続々女性が望む“働きやすい社会”は遠のくか、近づくか|ザ・世論~日本人の気持ち~|ダイヤモンド・オンライン

 


全文表示 | 「出産したらお辞めなさい」 曽野綾子寄稿でネットも大激論 : J-CAST会社ウォッチ

 

でも、この人は素直なだけで、たぶんこの人の言っていることが古き良き日本人が抱えている差別意識なのだと思います。

だから男女雇用均等法がはじまって30年たつのに全然女性の立場は90年代とほとんど変わらないし(社会進出しているように見えて、単に女を忘れて生理痛も妊娠もしない顔して男と同じふりをしないと会社員(社会人)として失格扱いされる。妊婦も子持ちも忌避されるし)

外国人をただの労働力としか見なさないし(皆アパルトヘイトの部分ばっかり突っ込むけど、前半の発言も、外国人も介護職も馬鹿にし過ぎだろ。

(医療技術(そしてそれを職場で利用するための語学力)が分かってない人間に高度な医療によって生かされている日本の爺婆の介護ができるかっつーの)

ただ、少なくとも彼女が若い頃は、彼女の発言はこんなふうに問題にならなかったということは、彼女が痴ほうになったのではなく、彼女のような世論が美徳であり、一般的だっただけ。

ただ、彼女は相も変わらず同世代のお年寄りのためのオピニオンリーダーで、ただ、お年だからか元々の人間性だからか、価値観が違う(若い世代)のご機嫌を伺う言葉をつかえないだけ。(だからこそ、日本人の持っている本質的な差別意識を浮かび上がらせてくれているのだが)

日本人だって、公の場じゃなければ、彼女のように外国人は集まって生きればいい、私たち日本人は外国人に困っている、と思っている人(特に爺婆)は確実にいる。そして女は家庭にこもって夫の世話してりゃあいいと思っている人(特に爺婆)は確実にいる。

ただ、それじゃあこの国は機能しないし、世界規模で行き来ができる時代、そして、女性がここまで性を意識しないで生きられる時代(レイプの危険が低い、夜歩きができる、一人飯が食べれる、生理用品が充実していて生理の日でももれなどの心配をほとんどしなくていいなど)こんな過去の遺物的な考えは誰のメリットにもならないわけで。

 

こんな時代錯誤の考えを持つ人間は早く消えればいい。あ、でも医療技術が発達している国だから、なかなか消えないんだよね〜。やれやれ。