私が喋りが下手な理由 その1〜発生事案の考察〜
最近自分が喋りが下手だということがわかってきた。
- 多人数の飲み会で私が喋ると場が凍る(会話が止まる)
- プレゼンがつつがなく進んだことない
- 私の思いが大抵伝わらない
ということが、どうも多いからだ。
そういった事象が目につき始めたのは、ここ数年な気がする。もっといえば、30代になってからだと思う。おそらく元々しゃべりが下手くそだったと思うのだが、それが顕在化したのは、二つの理由があると思う。
- 他業界の人と話す機会が増えた
- 若さでごまかせなくなってきた
一つ目は、テレビ業界(局員を除く)の人間と話す時は、もはや培ってきた共通言語があるからなのか、なんなのか、そういった違和感を感じることがない。基本的には番組の話に終始するし、しゃべる上で共通の言語がある。共通の知り合いも多い。
お互いに映像のことを話すので、もしかしたら言葉ではあんまり会話していない可能性もある。(話しながら映像を思い浮かべることが多い)それ以外で話す相手はプライベートの友達。付き合いも長いし、バックグラウンドが違う人も少ない。取材では、企画意図を下手でも伝えることができればあとは相手の話を聞くだけだ。局への提案も、企画書さえしっかりしていれば、なんとかなったりする。(キャリアがあれば特に)
本当は2つ目の要因が大きいと思う。20代のころは、特にキャリアも経験もなく、聞き手もあんまり私の話に興味を持っていなかったように今になって思う。興味を持ったところで、そのほとんどは、学生、家庭というなんとなく同じ日本人ならば大抵想像ができてしまう世界の話であり、話半分(喋り手が上手く伝えていなくても)でもなんとなくわかった気になれたものがある。
さらに、若いというだけで許されてしまう部分があると思う。話の内容よりも、キャラや飯の食べ方などでイジられ、しゃべりの力がなくてもキャラが確立する。
しかし、30前後になれば自発的な行動を求められる。自発的でさらにユニークなアイデアや思想でキャラを立たせようと思えば周りが納得できるしゃべりが必要になる。
私にはそこがおそらくかけているので、こいつは何を考えているかわからんとなり、飲みの席で空気は凍り、プレゼンは不穏な空気に包まれる。
では、なぜ私はしゃべりが下手なのか?どうすれば私は居酒屋で話題のセンターを取り、プレゼンを気持ちよく完了させることができるのか?それについて改めて、考えてみようと思う。
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