大人のADHD 生活改善日誌

よくわからない生きづらさを持つ人がよりよい人生を模索するブログです。2018年よりADHDの体質の対処療法としてコンサータ始めました。試行錯誤の末27ミリ服用中。

正義をふしかざしてフラストレーションを発散された

ここ数日すごいイライラしている。よくわからないけれども。

なので、ここから書くのは怒りに任せた私のフラストレーションの発散である。なので、少々(というかものすごく)内容が意味不明だが、ただ小難しく「ちょっと聞いてよ~!昨日さぁ!(怒)」と語っているババアだと思って頂ければ幸いである。というか、たぶん読んでも不愉快だと思うので、あんまり読まないで欲しい。

 

その日、待ち合わせに遅れそうになっていた私は謝罪のメールを打とうと、早足で歩きながら、ケータイを睨んでいた。

いわゆる歩きスマホだ。人通りが少なく、車も少ない。だが、歩きながらスマホをいじりながらも、前方から人が来れば避けるようには気をつけていた。(歩きスマホをしたことがある人にはわかると思うが、よほどケータイに熱中していいなければ、目の前の通行人に気がつかないなんてことはない。)

目の前に人の気配があって、あ、避けよっと思って、歩道から少し避けた。私は体半分ビルの敷地内に少し入り込み、人が通れる用に気を使った。しかし、私は豪快に人にぶつかってしまった。

その時、感覚的に「あたりに来られた」感じがあった。

もし、相手も半身を避けてくれていれば(というか、東京の人はなんとなく、半身でお互い避け合っているからめちゃくちゃ混んでてもぶつからないのではないだろうか?)ぶつかってお互いによろけることはないからだ。変な言い方だが、人と豪快にぶつかるのは、お互い(あるいは一方)に不注意がある時くらいなものだ。

ああ、相手もスマホでも見てたのかな?ぼーっとしていたのかな?もっと気をつければいいのに、とぶつかりながら思った。

あまり自分に否があるとは思わなかったが(狭い歩道なのに、相手が避けた様子がなかったから)振り返り謝ると相手は私をまっすぐ睨んでいた。

相手は男性。ケータイどころか荷物も持っていなかった。私は一瞬で理解した。こいつ、わざと私にぶつかってきたな。と。

案の定男は憎らしげに私に「お前常識あんの?なんでケータイ見ながら歩くの?」と説教する気満々に語り始めた。

私は、とにかく急いでいて、ケータイの謝罪メールを送るべきかどうしようか、どういうルートで向かうのがいいかと悩んでいたので、自分がケータイを見ていたことを忘れていた(要はケータイどころか考え事をしていて、何も見ていなかったのだが)「この人なんか勘違いしているのかな?」と思いながら、話を聞いていた。ああ、私、ケータイいじってたっけ。彼は今流行のポケモントレーナーに対する説教のつもりなんだろう。きっと誰かにマウンティングをしたい人なんだと思った。

夕方のビジネス街で寝間着のような格好で手ぶらで、坊主、小太りの男性をみて、ろくな仕事をせずに、社会から爪弾きにされているのだろうと勝手な想像が働いた。

ケータイをいじり、ぶつかってきた、気が弱そうに、超小声で謝る女性(私)に対し、この女なら怒っても差し障りあるまい、オレは社会的に認められた「社会悪=歩きスマホ」を厳しく罰する正義の味方なのだとでも思っているのだろう。

ああ、もう、誰が貴様に偉そうに御託をのたまわせるか…!

正直そんな自己満足に付き合っている時間はない。ぶつかりにきて、起こる気満々のお前に何を私がしたというのだ。くだらん、つきあっていられるか…!

彼の話を制止して私はあえてその辺一帯に響き渡る声で言い放った。

「すみませんでした、自分常識ありませんでした!申し訳ありません!!」

そして、歩道の真ん中で土下座をした。大仰に頭を地面に擦り付けて。

男はたじろいたようで「お前バカなの?」と私に言ってきた。軽く引いたのがわかった。私の勝ちだ。

「はい!自分バカです、すみませんした、失礼します!」と

すぐに立ち上がり、再び通りに通りに響く声で90度の角度で頭を下げ、男を置いて歩き出した。

男は気が強いタイプではないのであろう、追いかけてきて私の髪の毛を引っ張ることも、暴力を振るうこともなかった。めんどくさそうだなと思ったが、気が弱いやつでよかった。

舐められるくらいだったらこちとら捨て身の非常識ができるクズなんだ。 簡単に人をバカにするんじゃねえ。

とはいえ、当たり屋に気をつけなければならないな〜。