大人のADHD 生活改善日誌

よくわからない生きづらさを持つ人がよりよい人生を模索するブログです。2018年よりADHDの体質の対処療法としてコンサータ始めました。試行錯誤の末27ミリ服用中。

たぶん、私は自己開示が苦手

最近、気がついたのだが、私は自己開示が苦手なんだ。
私は感情を人に言おうとすると、涙が出てきて、喋れなくなる。怖くて。いわなきゃいけない、いわなきゃいけない、泣いちゃダメだ。と思っても、口は開かず、喉は震えて、涙腺は緩み、脳内は恐怖に支配される。

いいたい、言わないといけない。だけど、言ったら何がおこるかわからない。

相反する感情が一気に沸き起こり、どう表現していいかわからない。

 

私の勤める会社では、なぜか「この会社で働きたい」かを、言語化しろと迫ってくる。だが、私は「働きたい」ということができない。なぜ?と言われると、「働きたい」と言ってしまうと、私は、その他のすべての可能性を捨てることになるような気がするからだ。全てを捨てて、その会社に奉仕しろ、己の心に手錠をかけろ、屈服しろ、支配下に入れ。

それを承諾するような気がするからだ。

もちろん、私は、働きたいし、ここ以外で自分を認めてもらえるとも思っていない。だが、私の気持ちを伝えることは、自分の全てを見せなくてはならないような気がしてとても怖いのだ。そんなことはもちろんないのに。

というか、たぶんなのだが、そういうことを求めているんじゃないと思う。会社側は。私は一事が万事そういうところがある。

感情を出すということは、その人の支配下に入ることで、完全なる屈服を意味するような気がする。だからこそ、気持ちを上手く出せないのだ。

ただ、怖い、服従したくない、関わりたくない。

そんな思いに支配され、深い関係になる前に、私は関係を断ち切ろうとしてしまう。

 

まあ、でも、それって普通のことなのかもしれないけど。ただ、常に怯えながら人間関係を築くのはつらいけど。

 

(私の夫は、不思議なバランス感覚を持っている人で、私が泣こうが喚こうが、冷静になるまで待ち、「で、キミはどうしたいの?」と冷淡に迫ってくる。

彼に対しては、支配されているという感覚を持たずにすむ。逆に、支配してほしいと思い彼にすりよっても、あっさりと拒絶される。

依存気質の私が、冷静に、人間関係を彼と築けるのは、彼の絶妙な距離感のおかげだ。おそらく私は彼とのこの距離感に非常に依存していると思う。)