大人のADHD 生活改善日誌

よくわからない生きづらさを持つ人がよりよい人生を模索するブログです。2018年よりADHDの体質の対処療法としてコンサータ始めました。試行錯誤の末27ミリ服用中。

コンサータ服用から20日間を振り返って

コンサータ自体を服用し初めて20日経った。そこで用量が増えたあたりも鑑みつつ、振り返りたいと思う。

まず、きっかけは、ADHD睡眠障害、睡眠の質をあげるだけでも楽になるという話を聞き、病院にかかってみたわけだ。

 

mangobus.hatenablog.com

 

そして、初診のログ。仕事でのやらかしを言ったら速攻コンサータ18ミリを処方された。

初診で。検査無しで。たぶん、やらかしっぷりが深刻なレベルなんだろう。

mangobus.hatenablog.com

 

その後、 再診にて18ミリから27ミリに。その変化、副作用について、また18ミリ、27ミリの容量による変化を整理していきたい。

 

①処方による変化1…ブログ更新が継続されている

とても些細な変化しかないのだが、薬を飲み始めて以来、ほぼ毎日ブログを更新していることに気がついた。

これはわたしにとってかなりびっくりした事だ。もちろん、仕事がたいして忙しくないという大前提はあるのだが、20日間も継続できますかね?と。

しかも、結構ちゃんと推敲しているし、見出しなんて、つけちゃったり。

ワイ、こんな丁寧な仕事が継続したことある?

 

②処方による変化2…日中の眠気の減少、体の軽さに気がつく

薬を飲み始めて気がついたことなのだが、私は緊張や強めのストレス、プレッシャーを感じていると眠くなるようだ。初対面の人に会う、何話していいかわからない相手とある、撮影に行く…人と会うという前に強烈な眠気に襲われる。それでも起きていないといけないわけだし、そもそも仮に横になれても不安で寝れないわけだ。

しかし、それが、軽くなったような気がする。あまり朦朧としなくなったというか。事務仕事の時もそうだ。食後の眠気がなくなった。あるような気はするのだが多少だるい程度というか、ドラゴンボールZでブルマが用意した宇宙船内のトレーニングばりに重力が10倍になって体を起こしていられない…なんてことは起こらない。

なんというか、薬がきいている時間帯は比較的体が軽いのだ。

 

③副作用について

・食欲減退

基本的に食欲減退。しかし、日々飲んでいるせいか、なんなのか、身体が微妙に慣れてくる。単に食が細くなった感じなのだが、別に薬のせいで食欲が減退しているだけなので、腹は減る。食べるタイミングを図るのが難しくなった印象だ。そもそも2食くらいしか食べないから、別にいいんだけど、夕方にぶっ倒れそうになる。

・吐き気・頭痛

処方された当初、実はけっこうしんどかったように思う。だが、27ミリにしてからはさほど気にならなかった。

・口の渇き

口内炎…と思っていたが、これは二次的なものなのだと思う。おそらく、私は口の中が乾いている。最近、ずっと舌がピリピリしていて、なんとも気になっているのは、水分が平常時より少ないためだろう。水分量が減ったことによる口腔内の雑菌の増加が主な原因ではなかろうか。

離脱症状

副作用カテゴリーではないかもしれないが、一つの見出しとして立てるほど自覚的ではない。ただ、薬が切れるくらいのタイミングで、どっと疲れが出る。おそらく離脱症状ではないかと推測する。

④用量18ミリと27ミリとの違い

注意欠陥や多動が収まり、落ち着きが出たか、と言われると全くだし、数字も文字も読みにくくて仕方がない。日々予期不安に怯える毎日であることには変わりがない。ただ、成分の量による変化は振り返ると確かにある。

 

18ミリの場合 寝覚めがいい、仮眠の眠りが浅いくらい

薬が効いている時間帯、眠気は無くならない。だるさも無くならない。体は重い。だが、仮眠する時に少し寝苦しい。寝付きが悪いとか、眠りが浅いとか。だが、そのおかげが20分程度の仮眠でも寝覚めがとてもいい。こんなに軽やかに体が動くのか、とちょっと感動したほど。睡眠に悩まない人の朝の寝覚めとはこんなものなのかな、と思うと、マジで同じ土壌で戦わざるえないこの地球(ほし)が恨めしい。

 

27ミリの場合 日中寝れなくなった、しかし眠気は起きる、夜寝落ちしにくくなった

薬が効いている時間帯、眠気は少し減った。だが、眠気に襲われるタイミングがない訳では無い。体は重い。だが、眠れない。寝るつもりで19時ごろ、横になったのだが、なんとなく落ち着かなくて、ケータイをいじってしまった。寝落ちすることがなかった。また、とっくに薬は切れている時間帯(24時過ぎ)でも、なんとなく、眠る気に慣れなくて、2時ごろまで起きてしまうなんてことがある。そもそも2〜4時ごろ寝る習慣であるせいはもちろんあるのだが、それにしても、少し値落ちするのが遅くなった記憶がある。疲れて返ってきたときは、階段をのぼることさえ、辛い。登り切る前に、力尽き、階段を這って登り、そのまま横になり、朦朧とする意識のまま、服を脱ぐ…なんてことがなくなった。

 

薬を飲んでみて改めて思ったのだが、私は日常的には睡眠障害にやはり苦しんでいたのだと思う。圧倒的な眠気の中、よく頑張ってきたな、と。36ミリがおそらくは私の適正量ではあると思う。それ以上多いと夜眠れなくなりそうだし。だが、日中の眠気を抑えたところで、夜間の睡眠の質には少し不安が残る。

やはり、寝起きがものすごくだるい。睡眠時間が足りないのではなく、おそらくは睡眠が浅いのだ。だから寝ても寝てもだるいし、眠れなくても身体を起き上がらせることができないのではないだろうか。

コンサータによって集中力が増すことで、肉体疲労によって、夜間の睡眠の質が向上するものなのか?次回の再診の時、また考えたい。

 

この本を読んでみようと思う。

岩波明ってよく名前見るんだけど…なんの人だっけ?