金持ちって言われる気持ち悪さ
子供の頃から私はなぜか、金持ちだと思われがちである。
金の使い方がおかしいのかもしれない、実際問題。
でも、正直、解せないのだ。なぜ、金持ちだと思われるのか?
ふと、思い出すことがある、たしか今年だったと思うのだが、子持ちの友達から唐突に「7万貸して、こんなこと頼めるのちゃんまるしかいない」
的なメールがきた。
???
となった。
ライン、乗っ取られたのかなと思って、ほっておいたのだが、「幼稚園」の支払い的なことが書いてあって、うーん、乗っ取られてるわけじゃなさそうだな…と思った次第なのだが、不思議で仕方がない。1年位連絡さえとっていなかったし、2年位あってもいなかった。
なんで、私にしか頼めないのか?あとなんでラインで軽々しく頼んでお金貸してもらえると思ったのか?
私は金に関して厳しいので、貸すのも借りるのも好きではない。基本的に冷たいと言われても、金は貸さないし、自分が困ったとき、誰かに払ってもらうという発想は現時点でないけど、1円単位で返す。お金に困ったとき、人は、なりふり構わず誰かを頼るものだと思うので、頼る人を非難する気にはなれない。
ただ「ちゃんまるしか頼れない」という言葉は、どういう意味かをずっと考えている。めちゃめちゃ仲がいいわけでもなかったのに、そう言ってくるというのは考えられるのは3つじゃないだろうか?
「たとえ縁が切れてもいい相手」
「7万くらいじゃ痛くも痒くもない収入を持ってそうor子なし共働きだから金は持ってるだろう」
「困ったといえばホイホイ金を出すちょろそうなヤツ」
正直、現状その3つしか思いつかないのだが、実際どうなのだろう?
幸い、スルーしたらその後一切連絡がないから、問い詰めることもしないし、ブロックもしない。たぶんあったら何事もないように彼女と話すだろう。
実際、私は金を持っている方なのだとは思う。外食を気にせずできるし、タクシーにも乗り慣れている。ゲームもアニメも漫画もそこそこ嗜んでいる。金があってのものだろう。けどね、わかってほしいけど、タクシーも外食も、そもそも経費率がかなり高いし、遊ぶことと仕事することの境界線はかなりあいまいなんだよ。もちろん、明日ご飯を食べるのにも苦労するような生活の人と比べれば、金に困ってないけど、人に恵んであげられるほどのお金はないよ。外食とか、タクシー代とか、実にくだらないことに金を使う分、我慢していることだってたくさんある(ただの浪費家ともいうんだけど)。
なんというか、金持ち認定されるのってきつい。正直、言うほど金持ちじゃないし、遊びで使っているように見える金の半分くらいは仕事に直結している部分もあるわけだし。正直、商売人は、金持ってるけど、それは、商売のために循環するための金であって、人に恵んでやってたら速攻で貧乏になる。
商売人は商売を回すためにしか金を使えないから、なんか、金持ちっていう感覚の人は少ないと思うんだよね。
とは言っても、無駄が多い自覚はあるがね…もっと、無駄遣いしない生活をしないとな…。