大人のADHD 生活改善日誌

よくわからない生きづらさを持つ人がよりよい人生を模索するブログです。2018年よりADHDの体質の対処療法としてコンサータ始めました。試行錯誤の末27ミリ服用中。

今更配偶者控除について

何と無く眠れなくて、フォローしてるブログを読んでふと思った。

 
なんかこれ見て、不思議なんだけど、専業主婦はないけど、正社員じゃあ子育て両立難しいし、やっぱ非正規って思ってる人結構いると思うんだけど、そういう人は控除減らされちゃうときついと思うんだけどな。
その意味で荻原博子氏はリアリティがある気がする。駒崎さんは子育て世代と直に接しているはずだけど、彼を頼るのはもしかしたらバリキャリが多いのかもしれない。バリキャリからすれば不公平感はあるかもしれない。
 
いや、時短勤務とかさせてもらえる正社員ならいいけど、そういう職業ってそんなに多くないような気がするんだよね。
旦那の収入だけじゃ不安だし、専業主婦という選択肢はないけども、正規雇用では頼れるご近所も親もいないから、不安だし、両立できるほどガッツもない、できれば家庭を最優先にしたいという、比較的ユルキャリの女性からすれば、そもそも収入が少ないのにそこから税金持ってかれるのも馬鹿馬鹿しいと感じるはず。つか、特別控除なんて制度知らなかったし的な感じじゃなかろうか。というか、私はそんな感じだ。
 
控除なくすよりも働こう、育児と両立させようって気になるのは、正社員(サービス残業含み)が労働時間の削減されること、旦那の労働時間(サービス残業含む)が減ることじゃないかな。
子供が熱とか出したりさ、朝出掛けにぐずったりして遅刻欠勤早退したら、ことあるごとに、これだから子持ちは…って言われたり、そう思われてるんじゃって、気に病んだりしなきゃいけないんでしょ。嫌だよ。そんなしんどい思いしてまで働きたくねぇっつうの。けど専業主婦は経済的にも精神衛生的にもきついから、やっぱ非正規とか時間の自由が聞きやすい仕事選んじゃって、一応、なんとか旦那の稼ぎで今はなんとかなるから、給料そんないらないけど税金持ってかれるのいやだから控除内で♪ってなんじゃないかな。
控除撤廃したって、そういう仕事よりも家庭って思ってる人は、ブレーキかける働き方しか選ばない気はする。
 
なんか、ずれてるなーって思う。
男性の育児参加時間を各先進国で比較するとヨーロッパは一時間以上、日本は数十分なんてデータがある。
男性の育児参加時間が少ない以上、女性が労働よりも育児に男性の分も割かざるえない。そもそも女性の社会進出を促したいなら、控除よりも、男性の労働時間を女性並みにして、どちらも平等に育児参加できるようにすればいいと思うんだけど。
そうすれば「これだから子持ちは…」的な恨み言とかマタハラ的なもの自体に性差がなくなるはずだし。
 
まぁ、そういうこと言うと、経済成長率とか労働人口が云々とか言われちゃうんだろうけど、女性の社会進出をさせたいならそんくらいしてもらわないと、無理じゃない?女の人は男の人と違って仕事以外の全てをやってくれる奥さんなんていないんだから、よほどのスーパーウーマじゃなきゃ、そんな子育ても家事も仕事もなんてできないでしょ。
残念ながら、私は無理です、はい。