大人のADHD 生活改善日誌

よくわからない生きづらさを持つ人がよりよい人生を模索するブログです。2018年よりADHDの体質の対処療法としてコンサータ始めました。試行錯誤の末27ミリ服用中。

妊娠出産って身体の負荷がでかすぎないか?

流産によって、妊娠状態から開放されたら、つきものが落ちたように身体の調子がいい。いや、別に調子はよくない。普通だ。

ただ、明確に、身体のだるさが全然違う。3ヶ月ほど妊娠状態にあったのだが、ともかく頭がぼーっとしていたのだ。日常生活はできる、締切もぎり守れる。だけど、やらなきゃいけない最低限度のことしかできない。

ずっと徹夜明けみたいに、思考がまとまらず、机に座るということ自体がだいぶきつかった。午前中は起きられないのだけど、夕方4時くらいになると頭痛と吐き気で、起きていられない感じだった。けっこうしんどかったな。

けど、慢性的に3ヶ月じわじわ身体がきつくなっていったので、そんなにしんどい感じはしなかった。劇的に食べ物を口に入れた瞬間に戻す、みたいなのはなかったからね。

ご飯は普通に美味しく食べれてた。

ただ、まあ、流産したことによって、体内のホルモンバランスは確実に変化するから、その辺もまだ予断は許さない。体温がまだ平熱より1度高いままだし、体調が平常運転に戻るまでにはもう少し時間がかかるのだろう。

だが、椅子に座っていられる、本を読める、文章をかける状態にまで体調が戻ってきてホントよかった…。あまりにも起き上がれなくて、このまま何もできないまま○ぬのかなと不安になっていたから。

でも、私のつわりなんて、たぶんないに等しいのだと思う。個人差が大きい世界ではあるが、悪阻は時として母体を○すのだから。

 

自認が女性アイデンティティの人はどう思うかちょっとわからないのだけど、妊娠ってやっぱりちょっと人体への負担が大きいライフイベントだなと思う。

私が子どもの頃は、赤ちゃんに、母親が食べ物を咀嚼したものを、食べさせてあげるみたいなことがあった気がする。今の衛生観念では「きたねえな…」と、誰もやっていない気はするが、鳥とかも、一度飲み込んで消化したものをヒナに与えていたりするわけだ。動物としては理にかなった行為だったはず。妊娠も、動物としては理にかなったことだと思う。が、100年200年後とか、生殖医療が発達したら妊娠自体を忌避したりするといいなと思う。忌避までしなくても、負担を減らすように。今はまだ、無痛分娩すら自然に反するとか、麻酔で妊婦が死ぬリスクが高いとか見られることもあるようだけど、お産はそもそも高確率で妊婦の人命に関わる一大事なんだから、そこは安全性を高める努力をしていいと思うんだよな。

しかも、無痛、って銘打ってるけど、普通に痛いらしいし。通常のお産がどれだけ痛いんだよそれ。

 

女は、お産をする性だから、痛みに強いとか、血を恐れない、残虐なんて聞いたことがある。

だが、私は、女性アイデンティティが弱い。だからこそ、妊娠出産の怖さを素直に認められるのかもしれない。まあ、お産にはビビるけど、乳房切除や男性ホルモンの投与への恐怖は弱いという、微妙な人間なわけだが。

ああ。まあ、個人のブログだからいいんだけどさ、このブログを読んだ人は大混乱するだろうな。性別の自認が男性なのに、妊娠出産について熱く語るとかさ。しかも、なんのエクスキューズもなしに。

ああ、きっと世界からゴミを見るような目で見られてるんだろうなぁ。男からも、女からも。