ブラックバイトは実在した
いやー、何かが一段落して、さて次は何をしようか?と思っております。
散々旅行三昧の夏を過ごしてきました。
なんとなく7月からバイトをしていたのですが、給料日に給料が出ないし、すっぽかしの常習犯でそれを開き直ってる(過去すでに弁護士沙汰になっている)クソブラック経営者だということが発覚。
ワタクシの現状の被害額はまだ計上している分で、4万円ほど。まあ、まだ傷は浅い。8月分を入れるとまた変わってきますが、10万円には届きません。
「カネがないからちょっとまってくれ、でも仕事はもっとやってくれ」と給料日に言われました。
その場では、「分かりました、この日はこの時間作業できます」と答えたものの、ちょっとまて、踏み倒される前提で動くのなら最小限にとどめておいたほうがいいのではないか?と思い「外せない用事があり、作業できません」と断りの電話を入れる。
次回、金が出るとは思えないので、更にモチベーションが下がります。何が楽しくてタダ働きリスクの高い仕事をしないといけないのか、わかりません。もう、この瞬間にぶっちぎりたいです。(もちろん、やめるための布石は投げてきましたけども)
ろくな経営者ではない、ゆるい、とは思い、そのほうが楽だなと思っていたのだが、ブラック方向で、ろくでもない経営者は初めて見ました。正直、テレビ業界は業界全体がブラックなので、全員ブラック経営者にならざる得ないが、それでも皆経営者はそれなりに心に葛藤を抱え社員にモチベーション高く働いてもらえるように苦心しているもので、それなりに愛することができる人たちでしたから。
使い捨て前提に人を人と見ないような経営者がいることに驚き、今野晴貴の「ブラック企業」を、リアリティを持って読むことができております。
さらにおもしろいことに、バイト先の経営能力がまるでないのです。まったくの赤字なのに、なぜか気にせず、バイトを雇う、的はずれな販促の数々…。
経営能力がかけていても、自己資本さえあれば、赤字経営でなんとかやっていけるのだなと、感心するとともに、資本力の差に、なんとも言えない気持ちになりました。
だって、自己資本がない私は、金を捻出するために、様々な自助努力や、同じようなプレゼンを何回も繰り返しても、なかなか現金を貸してくれる人なんて現れないわけで。金持ちはその分だけ、イージーモードの人生ゲームだよな〜としみじみ思う次第です。まあ、女には、汚れ覚悟の枕営業という裏ワザでのイージーモード選択はありますが、それにはかなりの覚悟が必要になるわけです、私には無理ゲーでございます。
そして、バイトをやめるための布石となるもう一つが、過疎地での起業研修です。起業というと聞こえがいいですが、ようはまちおこしです。なので、収益が上がるかどうかはわからない、ただ、元手はゼロで、売れれば売れるだけプラスになるという(どんなに頑張っても、人一人食っていける収益にはならないんですけども)ビジネスプランを考えております。
もう後がない、いや、厳密にはいくらでも道はあるけれども、どのみちも通りたくない、どのみちもろくな人生設計が想像できないということで、過疎地の起業研修に一つ人生をかけております。それは採用試験的なものがあり、現在選考待ちです。
その選考に受かれば、地方への移住(短期的な)と、プチアントレプレナー、とでも言いましょうか、ぷち連続起業家を目指す、ということになります。
落ちれば、ゼロからやり直しです。バイトも辞めますしね。
農業アルバイトやらWooferやらやろうかなとも考えております。都会で一人悶々としていてもしょうがないし、正直、周りの友人に話をしても、彼らの引き出しはあんまりおもしろくないし、たいてい私が持ちあわせているものと同じ。
結局自分の人生は自分で考えないと行けないわけです。
誰かに相談したところで何も意味が無い。一旦、社会のレールから大きく外れることになっても、目の前にある安直な職業に飛びつかず、恐れずに、ニート生活を続けようと思います。ろくな人生にならないフラグがもちろんかなりいっぱい立ちますが、それは、恐れて何かに飛びついて、神経をすり減らすのも同義。
落ち着いて、ダメ人間を享受して生きていこう。