いたたまれない
大学生から社会人にかけて、恋愛沙汰があった男性が先ごろ結婚した模様。フェイスブックによる結婚報告と出産報告。
もういたたまれない。
なぜだろう。疎遠になった、昔色恋沙汰があった、男友達の出産報告は辛い。
別に気にするような年齢でもないはずなのに。この変な負けたような気持ち。
ずっと前に好きだった人
冬に子供が生まれるそうだ
昔からの決まり事を
たまに疑いたくなるよ
ずっと忘れられなかったの
年賀状は写真付かな
わたしたちに出来なかったことを
とても懐かしく思うよ
宇多田ヒカル passionの歌詞を一部抜粋
宇多田の歌詞がぐさりとささる。そんなに優しい言葉では済まない複雑な気持ち。
懐かしいような、その人が抱えている子はわたしの子供だったかもしれないという夢想。思い出したくない情けない、あがいた恋の記憶。あいつの冷たさ…。いろんな感情が溢れ出す。
友達関係を削除してしまおうかな。嫌いになったわけではないんだよなー。ただ、どこかにきっと未練があるから、とても複雑な心になってしまう。
それにしても。なんだろうな。男の方をつい意識してしまう。女性だったら、なんとなく分かってくれるような気がする。男の人だと、お前は仕事が好きだから子供、欲しくないんだろうと思われてしまいそうで嫌。
欲しくないわけではない。もちろん積極的に作ってはいないけども、ただ、神様が与えてくれている、流れに逆らわずただ生きているだけなのだと、きっと男の人は分かってくれないような気がして、いたたまれない。
出産は自らの努力でできるものではないと、たぶん、分かってくれない。