大人のADHD 生活改善日誌

よくわからない生きづらさを持つ人がよりよい人生を模索するブログです。2018年よりADHDの体質の対処療法としてコンサータ始めました。試行錯誤の末27ミリ服用中。

私の夫はデススター不妊治療②

進展らしい進展はないのだが、記録である。

妻氏・私の方の検査は異常なしだった。正常の範囲で問題はない、黄体ホルモンはいいんだけど、女性ホルモンがちょっと低め、というくらい。

まあ、男と女、どちらにも帰属意識がある性のジプシーわたくし、何となく分かる。

夫氏の検査結果も出た。

採精の日。前の日に仕事で失敗してめちゃくちゃ落ち込んで、睡眠時間も全然足りない夫氏。朝一番で採精、病院へ持ち込んだ。同伴しなかったため、結果を後日私が聞きに行った。

診察室に入ると先生は少し神妙な顔つきで

「夫氏さん、あれほど不規則な生活をしており、心配されていたんですが…」と話し始めた。

「そんな生活なんてぶっとぶくらい良い数値です」

むしろすげー結果いいから。と、前のめり気味に語る先生。

数値を指差しながら説明する。

「まずこれ、量。基準値の5倍。精子の量も全く問題ないっていうかめっちゃ多い。あとスピードね。これが基準値なんで、(基準値が一桁、夫氏の数値桁が違う)もうね。全然問題から」

先生曰く採精した日は仕事で落ち込んでいたことも在り、大丈夫かなーとしょんぼりしていた夫氏。そもそも先生から不規則でハードワークすぎるし、年齢も年齢だから、夫氏に問題があるかもね、とかなり釘を刺されていた。だが、オールクリアである。

あまりにも先生が面白そうに話すので、私もついニヤニヤしてしまう。でも、私はなんとなくわかっていた。数値が悪くても、「ああ、やっぱりね」と思ったと思うが、数値が良くても「やっぱりね」と思う。だって、彼はデススター型だから。

夫氏は一度主砲を発射するとおよそ48時間は準備のため主砲発射できなくなる仕様だ。たぶん、設計段階でレジスタンスがわざと不具合を仕掛けたんだと思う。(どういうことかは詳しくはローグ・ワンを御覧ください)

 きっと一投入魂が半端じゃないのだろう。(ちなみに数値がいいから夫氏が男性的かと言われると甚だ疑問だ。性欲も強くない。男性らしさ、性欲の強さと、精子とか体液はたぶん無関係なんだと思う)

 

だが、私はニヤニヤしながらも、めんどくさい思いが芽生えてきた。妻にも夫にも原因がない。要は原因不明の不妊だ。長期戦になりかねない。そう思うとうんざりする。

ひとまずはタイミング法を続けることになった。

妻氏はまた定期的(2,3日に1度)にエコーを膣に突っ込まれ、卵胞の定点観測を余儀なくされる。一度の拘束時間は別に、大したことはないが…足を広げて、金属(?)を粘膜に入れられるのは決して気分がいいものではない。エコーの向きかえる時ごりごり何かにあたって痛いし。

正直、耳鼻科で鼻の穴に謎に長い金属の棒を突っ込まれる方がいいかもしれない。いや、あれもあれできついんだよな…。

 

また記録を続けていく。

 

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