大人のADHD 生活改善日誌

よくわからない生きづらさを持つ人がよりよい人生を模索するブログです。2018年よりADHDの体質の対処療法としてコンサータ始めました。試行錯誤の末27ミリ服用中。

国って関係ないんだよね

こんなものを見つけました。

泣けた。。。 ⇨ 『日本人が韓国でフリーハグをしてみた』(映像) - ViRATES [バイレーツ]


Free Hugs for Korea-Japan Peace 2013 (日本人が韓国で再 ...

 

これ見てると、韓国人と、日本人の区別ってつきづらいなと。最後ハグしたあとお互いお辞儀しあうとか、同じ文化を共有してるんだなーと思いました。言語は違うけど。

 

これだけじゃないんだけど、ふと思い出したことがあります。大学時代淡い恋心抱いていた男友達のこと。

大学では同級生。彼のことは、仮で、よっしーとでも読んでおこうか。とにかく、苗字をもじったアダ名で呼ばれていた。

私は国際系の学部にかよっていて、英語が得意な子とか、留学生とかが多い学校だったのですが、その彼は、中学生の時、日本にやってきた天津生まれの男の子。その時点で全然日本語は喋れなかったそうですが、友達とコミュニケーション取る中、独学で日本語を学んだそうです。でも、それとはわからないくらい訛りもない。第一外国語がフランス語選択だったこともあり、中国語が堪能とは気が付かなかった。ただ、日本語の読みは苦手らしくて、授業で日本文を朗読させられるのは本当に苦痛そうだった。

でも余計なことを喋らず、頭の回転が早く、行動力も有り、だからといって意識が高いわけでもなく、肩の力が抜けたものすごくかっこいい男だった。だけど、顔は童顔で、そのギャップに当時の私はノックアウトされていた。

お気づきのことと思うが、彼は実は中国籍だ。私は、彼が「外国人」だということに気がついたのは、出会ってからかなり経ってからだ。

お母さんが日本人のお父さんと再婚して、日本人の苗字になり、ファーストネームは自分で考えたそうだ。中国語の名前も一度聞いたことがあるが、恥ずかしそうで、しぶしぶ教えてくれたので、あんまり覚えていない。

国籍は大学生の時、帰化しようと考えたみたいだが、卒業旅行に「ミャンマー行こう、オレビザなしでいけるし」とか言ってたから結局帰化しなかったらしい(手続きがめんどくさいとか言っていたような気がする)。

彼のことを考えると、「国」というものがなんだかよくわからなくなる。

彼は日本人ではなく中国人だ、でも日本人としか思えない、中国人、外国人と言いたくない。彼は何人だろうが、よっしーだ、としか思えない。大局でものを見る時、何人、とか、何県人とか、そういうカテゴライズは必要だと思うのだけど、個人になると、どうでもいいと思う。

…私当たり前すぎることを言っているような気がしてきた…。

ただ、歳を重ね、彼に会う度にどんどん彼がおっさんになってきていて「かわいかった私のよっしーは一体どこにいっちゃったんだろう…どんどん中国人のおっさんみたいな顔になってきたな…」と思ったことは内緒だ…。

最近連絡取れないけど、日本にいないのかな〜