大人のADHD 生活改善日誌

よくわからない生きづらさを持つ人がよりよい人生を模索するブログです。2018年よりADHDの体質の対処療法としてコンサータ始めました。試行錯誤の末27ミリ服用中。

老婆心が仇となる

私はめちゃくちゃくよくよする人間だ。

もともと気がきかない人種なのだが、育った環境のせいか、一旦ふ、と気になってしまうと、すごい気になってしまう。

たぶん、気が利かない、感情が大味なために、人が何を考えているのかピンと来ないことが多すぎて、そのたびに「無神経、デリカシーなさすぎ」と罵られてきたせいで、人のちょっとした変化に目を配るよう気をつけて(概ね気がつかないが)気がついた時にはその人がなぜそのアクションをしたのか、ずーっと考え続ける(そして胃が痛くなる)。

 

すごい気になるリアクションをする女性がいる。元々明るい子だったのだ、年齢を重ねるごとに、影が出てきて、大丈夫かな、と思わせるリアクションをよくするようになった。本人は大丈夫大丈夫というのだが、たまにへんなところで隠したりするので、何が本意で何がおべんちゃらなのか、いまいち分からず、いつも対応に困ってしまう。

で、彼女の意向がよく分からずに、どストレートに「もしかして○○さん苦手?」的なことをラインで聞いた時に「なんで?そんなリアクションした?そんなわけ無いじゃん」という冷たいラインが返ってきた。つか、敬語で返ってきた。

明らかに心象を害していますよね。

もうね、「あれ?もしかして?」って思って半年間ずーっと気にしていて、さも「あ、そーいえばさっ」と思いつきふうに聞いてみたらこのリアクションですよ。

いや、もう杞憂ですんで確かによかったんだけどさ、もう「死ね、うざい」と言われている気分で、凹みましたよ。仕事で際どい取材交渉してそれでなくても胃が痛いのに、更に胃が痛くなって胃薬飲みましたよ。

マジすごい俺の心配返せと思ってブログ書いてたら、私一人で心配して一人でダメージ食って一人で胃薬飲んでましたね。

傷つけたかもしれないけど、傷つけてないかもしれない。

 

30歳超えているんだから、そんなに気を病むな私。私、いい大人。大丈夫、いいおとな。

昔、気に病みすぎて、その気に病んだことをいっそ素直に言ったほうが相手が信頼してくれるんじゃないかと思って心の葛藤を全部素直に報告したら

「え、そんなに考えこんじゃったの、きもっ」

とばっさり切り捨てられた。

お前は、お前は…電車の座ろうとした席部分に、隣の人の服の裾がはみ出していて、踏まないようにさっとけると、相手に「お前俺のスペースとんじゃねえよ」という威圧感を与えてしまうのではないかと思うが、結局踏んづけるとやっぱり相手に「てめえのきたねえケツで何堂々と人の裾踏んでんだよ、ふざけんじゃねーよ!」とやはり相手を不快にさせてしまうのではないかと、どちらの行動もチョイスできず、極力踏まないように、ふんわりそーっとよけつつ、踏んでしまう部分はライトに踏むくらいの意識で腰掛け、隣の人が、少し姿勢を変えるタイミングで、相手に気づかれないようにこっそりよけるように仕向けようとして、気がつけば挙動がおかしくなる私の気持ちが分かるのか、あぁん!?

(いやもうそんなに気になるなら座るなって話なんだろうけど、座りたいんですよ)

 

もしくは電話をしようとするけど、相手が電話に出にくい時間にかけてしまってはいけないと思い、あ、今の時間はご飯を作ってるな、とか、今の時間は仕事で、今の時間はもうマナー違反とかなんとかタイミングを逃し続けて1週間が過ぎてしまって、先方に「なんで電話してこないの?」ブチ切れられるという悲しい自体に陥る気持ちなんて分かるのか?

 (人の気持が読めないから、電話は本当に苦手です、全てをメールで済ませたい、でもメールも微妙な塩梅がわからないから、結局もう通信手段いらない)

 

人が何を考えているかわからないから、私はいつも人の顔色ばっかりみて生きています。

あー…人間がいない世界に行きたい。

でも、人が恋しい。うぅ。