またメンタルクリニックに行ってきた
仕事ですごい凡ミスをして、ある現場を出禁になってしまった。
同じタイミングで、書類の不備で取引先に迷惑をかけまくった。
あーもう、これは発達障害として診断を受けてちゃんと治療せんといかんなーと思い、とりあえず衝動的にマンガで分かる心療内科でおなじみ、ゆうメンタルクリニックグループへ。
あまりのシステマチックさに少々胡散臭さを感じたが、ニッチ(ニッチではないか。でも、心療内科は慎重に選ぶべきだろう、と。)であろう大人の発達障害を適切に見てもらえる可能性を考えると、こんくらいのシステムさが私には必要だと思った。正直、ぱっと見、私、全然発達障害っぽくないし、知的な遅れもないから、コミュニケーション障害も(多分)ないから、誤診リスクが高いと思うため。
とりあえず、投薬治療希望を伝え、通院をすることになった。正直、障害と名はつくが、発達障害は、性格の一部みたいなものだろう。治るとか治らないとかじゃないので、そもそも大した期待もしていない。
が、病院では、ADHDの知識を深めるためのコミックを最後に渡された。↓これ。
内容を読んでみて思ったのだが、私の問題は、実は注意欠陥ではなく、多動にあるのではないか?ということに気がついた。
考えてみれば、私の注意欠陥が悪い方向に働くときは、パニックを起こしている時だ。そして、私はよくキャパを超えて、パニックや泣く怒るという感情の暴発が起こる。仕事では、私と同じような多動の上司に、お前なんでなんだ!?ときつい口調で、ミスや状況説明を求められるたびに、責められていると感じ、いや、責められているどころが、自分の中で常に渦巻いている「お前なんて社会不適合者」「テレビ屋失格」「無責任」などの内なる批判者の声がその怒気やパニックを帯びた上司の声に過剰反応を起こし、「あなたは私に死ねというんですか!?」「そんなことを言うなら私はこの仕事を辞めるべきなんです!」と発作的に自暴自棄な発言を繰り返し、号泣する。号泣までいかなくても、説明を求められると、内なる批判者の声により、私は自分の発言さえ許すことができず、声も出ないくらいに泣く。
だが、私生活では不思議とほとんど感情の暴発が起きない。いや、正確に言えば夫がいれば。
彼が感情的に私を追い詰めることなく、怒るときも静かになぜ怒っているかを解説してくれるからだ。そして、私が感情が暴発しそうな時はほっといてもくれる。だからこそ、私も冷静に話ができるときに彼に最小限の感情の発露で話ができていたのだ。
さらに、ふと気なって、自分が過去やらかし続けてきたことをリストアップしてみた。
- 電柱にぶつかる
- 便器に落ちる(男性が使った後に蓋がされていない時)
- 車にひかれそうになる(&ひかれた)
- 赤信号が見えない
- サイドブレーキとギアを間違えた
- 風呂の湯をつけっぱなしにして寝て地獄の釜のようになった
- 鍋でお湯を沸かしていたことを忘れてプラスチックの柄が沸騰した、しゃもじをダメにした
- 死ぬほど不器用(同情されるレベル)
- 左右が分からない(方向感覚はある、地図も読める)
- 4桁以上の数字が覚えられない
- レジのバイトで2回くらい10000万円の誤差が出た
- スポーツをすると動きがぎこちない、なにもないところで転ぶ(アスペルガーの特徴らしい?)
- カタカナが読めない
- 親に頼んでわざわざ忘れ物を取りに行って忘れ物を回収し忘れる
- 友人の結婚式会場に1日間違えて行く(前日に間違えたので欠席せずに済んだ)
- 早口にまくし立てられると、パニックになって何も考えられなくなる
- 肩がよく壁にぶつかる
- 物をよく落とす(食器、ケータイ)
- 同居してすぐ義理の母の食器を割る
- 飲み物を飲もうとしてよくこぼす(茶葉、コーヒー豆もよくこぼす)
- 幼稚園のころから遅刻常習犯(進行形)
- 考えてみれば、やればできると言われ続けてきた
- 泣く怒るパニックになるは全部ある。処理できないことにぶつかると。頭ではわかってるんだけど、そうすることしかできない。
- そもそもこの病院に来たのも、衝動的に。
- 家の鍵をよくかけ忘れる
問診時、衝動的なところはありますか?と言われ、衝動性??となったが、考えてみればかなり衝動的だ。
衝動買いなどはしないようにしているので、衝動的な意味がわからなかったが、私の行動は一事が万事衝動的だ。
部屋が汚いかと言われて、綺麗ではないが、汚くもないのは衝動的に掃除をするからだ。ただ書類とかは見ないで先延ばしにする。マイナンバーは多分今年の確定申告前に焦って対応するのだろう(年を越す前に書類に目を通してやることを考えなくては)。
発達障害なんて誰にでもあることだろう。だが、リストアップして気がついたが、私よく五体満足に大きな怪我もなく、生きてこられたものだとつくづく感心する。たぶん、私をサポートし、守ってくれているのではないだろうか?意外とこの世の中、捨てたものじゃないのだなとちょっと感じる。
あと、夫家族はこんな私をよく快く受け入れてくれているものだなと、本当に素敵な家族に会えたなと痛感している。
リマインドとして、これからの通院記録をしていく。