大人のADHD 生活改善日誌

よくわからない生きづらさを持つ人がよりよい人生を模索するブログです。2018年よりADHDの体質の対処療法としてコンサータ始めました。試行錯誤の末27ミリ服用中。

コンサータログはもう辞めた

コンサータログを書くのはもう辞めること…というか、単純に別に書くことがないので、辞めた。

最近、正直あまり書くことがない。

ないこともないのだけど、書くほどまとまらない。

ただ、流産の話がトップにあるのもなーということで、とりあえず生存確認的な感じで、ブログあげておきます。

流産したからこそ見えてきた世界

ADHDのテーマとは外れますが…人体についての私の人生観を変えた流産について振り返りたいと思います。

 

ふと思うことがある。私は30歳で結婚して、避妊を解除したら、即妊娠した。もし子供が順調に育っていたら、31歳でママ、現在たぶん、4歳位の子持ちとなって、全く違った人生になっていたと思う。

流産して1年後くらいに、流産したことを特に言わず、私と同じように結婚して、すぐ子供ができた人と話している時に

「いやー子供は、授かりもんだから、望まなくてもできることはあるし、望んでも出来ないこともありますものね」

なんていう話をしたら

「そうですか?すぐ出来ますよ。避妊解除したらすぐ出来ましたよ」

と言われた。

「私もそうだと思っていました!ていうか実際出来ましたし。でも流れたんですよ。別に流れたことはどうでもいいし、すぐまた出来ると思ってたんだけど、その後全然できなくて。ああ、子供っていうのは、くじ引きみたいなもんなんだなーと感じましたよ」

 

「…そうですかね…?」と少しいぶかしそうで、そして少しバツが悪そうな表情をしていた。

あ、この人は、「あなたはそうだけど、俺たちは、計画的にできるから」と、私を哀れんで、自分には関係ないと思い込んでいるのが目に見えてしまった。

ハッとした。この想像力の差は経験の差だ。
正直、流産したこと、子供ができなかったことに感謝すら覚えた。
「自分は大丈夫」
「計画的に生きられる」
「現代科学を使えば人体はコントロールできる」
と根拠のないことを盲信する愚か者にならずにすんだな、と。こんな感情を持つのは良くないけれど「哀れだな」とさえ思った。

私自身、子供ができないことは計画性のなさ、努力不足だと思っているフシがあった。だからこそ、結婚に焦ったし、子供を作らない人間は努力が足りないとさえ思っていた。おそらく、結婚までは努力でなんとかなるものだろう。女子力なるものや経済力で相手を引きつけることは可能だろう。だが、子供を持つこと、パートナーと子供を育てること、子供を健康に育て上げることは、計画や努力でなんとかなるようなものじゃない。絶対に自己責任では説明できないことが起こりうる。

 

そんな彼も、今や2人の子供を育てる親になっている。私が知り得ることのないあ、子育てに悪戦苦闘し、もしかしたら、「人や、人体は、思い通りにならない」と気がついているかもしれない。でも、気がついていないかもしれない。

私は、流産して、子宝に恵まれなかったことを改めて感謝したい。もしあの時子供がすくすく育っていたら、きっとどこかで、子供が出来ない人に対して「私は計画性のないあなたたちとは違う」と、どこかで思う気持ちを自覚することすら出来なかったかもしれないからなぁ。

うまく言語化できないんだけど、恵まれた環境で育った劣等生そのもののメンタリティを捨て去ることができたいい転機となったんだなと思う。

子供がいてもいいし、いなくてもいい、別に自分が産まなくたって、子供を育てることができるし、子供が幸せに暮らしていける社会を作ることが、子供を増やすことに直結するわけだし。あと、何よりも、親だけで子供を育てることは不可能なのだから、子供のいる人を支えるだけでも、十分なわけだ。

 

mangobus.hatenablog.com

まだ競争社会の呪いが溶け切っていない頃の焦燥感たっぷりの私のつぶやき。

 

まだまだ分からないことや、常識と自分の能力の差に振り回されて、常識通り生きられない自分を苦しめてしまいがち。だけど、少しずつ楽に生きる道を模索したいものだ。

コンサータの副作用について書いてあるブログを見つけた

ここ数日、36ミリにコンサータの量を減らしてみた。

印象的に36ミリだろうが、45ミリだろうが、大した差がないな、という気がしていたから「36ミリにしましょうか、安いし」と、先生に言われて、減らしてみた。が、最近、45ミリを飲み終わって、36ミリにしてみたら、存外、聞いていないんじゃないかと思うようになった、数日なので、なんとも言えないが

  • 毎朝家を出て鍵を締めてから忘れ物に気がついて戻る
  • 午後眠くてしんどい
  • 朝から寝た
  • 細かい文章を読むのが難儀する

36ミリでも、飲み始めたころは、眠くなりにくい印象があったのだが45ミリから36ミリにしてみたら、すごい凡ミス連発になってて、あれ…もしかして?と感じるようになったのだ。ただ、日によって印象が違うし、劇的に聞いてる感覚は安定的にないので、増やしていいのかなーとか、54ミリ一度試してみようかなーと思っている。

そんな矢先、こんなブログを見つけた。

www.yomocracy.com

 

上手く言えないんだけど、コンサータを飲むと起こる副作用とか、コンサータがメガネみたい、っていうのはすごくよくわかる。

 

 

この薬というのは、だるさを取ってくれるし、視界の狭さも取ってくれるのだが、こんなにも楽になるのは、なんか、皆より楽をしている気分になるが、逆なんだよね、皆こんなに眠くないんだよね。

コンサータログ45ミリ3週目 - ADHDの自分を育て直し

 と、時々ふと感じる。

 

ただ、この人のブログを見て、頭痛も副作用なのだ、と気がついた。

 

 

体調も崩しやすくなり、甲状腺が腫れたりしました。(主治医曰く、コンサータの影響で腫れることはたまにあるそうです)

ADHD治療薬のコンサータの効果や副作用は?服薬開始から1年経過した感想について - 成人ADHDが理想の生活を目指すブログ

交感神経を働かせるという薬の作用的に、自律神経失調症甲状腺疾患に似た副作用が出やすいのかもしれません。メリットと引き換えに、自律神経失調症のようなだるさが毎日続いている状態です。

ADHD治療薬のコンサータの効果や副作用は?服薬開始から1年経過した感想について - 成人ADHDが理想の生活を目指すブログ

 

頭痛、なんかも副作用にあるそうだ。いつもっていうわけじゃないし、薬を飲んでないと、だるいし、ぼーっとするから、あんまりかわらないんだけど。
言われてみたら、頭痛なんてそこまでしなかったのに、最近頭痛に悩むな。と思い返した。なんだろう。全般的に私自分の体調をよくわかっていないんだよな…。


 

私はコンサータを飲むことで「確実に命を削っているな」という実感があるのです。先程の通り、体調はずっと優れません。ある意味毎日ギリギリです。

ADHD治療薬のコンサータの効果や副作用は?服薬開始から1年経過した感想について - 成人ADHDが理想の生活を目指すブログ

 これは人それぞれなのかもしれないなぁ。正直、動悸もよくわからないし、口は乾いて難儀したけど、慣れたらそこまで気にならないし。食欲も減ったけど、口に入れたくない、って思うだけで、お腹はすくから、ガンガン食べるし、なぜか体重は増えてるし(寝る前にお菓子を食べるからです)。

私はまだ3ヶ月くらいだから、もうちょっとしたら、「命を削ってる」感覚がわかる日がくるのかもしれないな〜。

 

ワタシ的にはこの、コンサータって飲んでるけど、いまいち効果がよくわからないって、思うんだけど、皆どうなんだろう、をもうちょっと解明していきたい。

※効果は、薬を飲まなくなったり、量を減らすと、劇的にわかるんだけど(眠くて起きてられないとか、凡ミス量が激増するとか、集中力が全然ちがったり)飲んでる分にはわからないんだよねぇ。

コンサータログ45ミリ3週目

改めて45ミリのコンサータログ。

でも、36ミリと大差はないので、ほぼほぼただの睡眠記録。

個人的にとてもいい。ブログとしてアップする必要はないけど、ワタシ的にすごく役に立つ。

 

(中断4日を挟む)

再開1日目 睡眠9時間 くもり

10時起床、10時前に飲むルールだと永遠に飲まない気がして薬を飲む。仕事で企画書をがしがし書く。薬を飲んだからか、色々と先送りにしていた事案に着手。26時ごろ寝る。

2日目 睡眠10時間 くもり

朝8時ごろ起床。仕事をするが、午後のアポイントの時間を1時間間違える。しまったー。思い入れが低いものはスケジュールを確認しないから、こういうことが起こる。ああ。27時ごろ寝る。

3日目 睡眠5時間 くもり

8時半ごろ起きる。比較的涼しくなったおかげで、圧倒的に寝た感。しかし、睡眠時間がやはり足りないのか、仕事は散漫。というかほとんど手付かず。あかんやつやこれ。

通院日でもあった。先生とは、薬代を鑑み、36でも45でも大差ないなら、36ミリにしましょう、と言われ、36ミリを処方された。とりあえず薬がなくなるまで46ミリでも飲んでおこう。夜運動をして2時過ぎに寝る

 

4日目 睡眠6時間 雨

8時過ぎに起床。薬を飲んで遊びに。仕事といういきたくないが強制力が働くものでなければ、私は大体睡眠6時間くらいなのだろうか?少し短い気もする。8時間くらいは寝たい。2時くらいに寝ただろうか。

 

5日目 睡眠9時間 晴れ

11時ごろ起床。とても眠かったような気がするから就寝時間はもっと遅かったかも。台風一過。色々片付けたら寝るのが3時過ぎに。

 

6日目 睡眠3時間 晴れ

6時半起床。会社の行事で山へ。寝てないせいか山道で酔ったのか、胃腸絶不調。24時頃寝る。

 

7日目 睡眠8時間 晴れ(服用せず)

8時ごろ寝る。山小屋で寝たが寒かったりであまり寝れなかった。だるすぎて家に帰って18時ごろから25時まで風呂入ってないので布団には行かず床で寝る。風呂に入って3時半ごろ就寝。薬が効いていないせいか、めちゃめちゃ眠い。帰りの車の中でも爆睡。腹の調子も絶不調。この薬というのは、だるさを取ってくれるし、視界の狭さも取ってくれるのだが、こんなにも楽になるのは、なんか、皆より楽をしている気分になるが、逆なんだよね、皆こんなに眠くないんだよね。

 

 

コンサータ45ミリログ 断続2週分

コンサータ45ミリの使用ログを改めて行いたい。

1日目 

病み上がりにコンサータ45ミリ(18ミリ1錠、27ミリ1錠)を飲んでみることにした。  

なんとなく出かけに出かける準備をしながら部屋を少し片付けた。あぁ、こんなところにこんなものが脱ぎ捨ててあるのか、と、少し驚いた。昨日はなぜそこに人が座らないのだろうと思っていたが物があったんだんだな。

こう、視界が広がるたびに思うんだが、マジでドーピングだよなぁと。こんなに世界がゆっくり見えて、頭が整理されて、視界が広がるなんて、なんか、ズルをしているようで申し訳ない気分になる。これがみんなの普通なのだと言われると、いやいや、みんなどんだけイージーモードな人生生きてるんだよって思う。

36ミリとの違いはいまいち分からない。体調不良のせいもあるかもしれない。運動するすべての予定をぶっちぎった。ただ、悲しいかなうっかり朝までゲームをやってしまった。6時前に寝た。

 (風邪のため服用しない日が数日続く)

2日目 睡眠6時間 晴れ 風邪

前日確か26時ごろに寝た。2日目と言っても、夏風邪をひき寝込んでいたので、数日間服用しない日が続き、久しぶりに飲んだ。

午前中から打ち合わせがあるせいか、5時ごろから断続的に目が覚めた。単に空調を強くしすぎたのかもな。

あー、そろそろ起きなきゃーと思いながらもやる気が出ず、ウトウトしていて、あ、薬飲んでないやと思います。8時過ぎに薬を飲み、動き出す。

飲む、と言う行為のおかげかもしれないが、この儀式を行う方が体を動かしやすい。

悲しいかな、やはり薬を飲むと建設的な考えができるようになる。飲んでないと感情が暴走したり、憂鬱がひどい。眠くて仕方なかったが、なんだか眠りたくなくて、いや、眠くならなくて?ひたすらスマホゲームをやり続けた。なんだろう、この満たされない感じ。

 

3日目 睡眠6時間 晴れ 風邪

7時ごろから目覚ましがなっていたような気がする。でも、全然起きたくなくて、10時前に「ええかげん薬を飲まないと」と口の中に薬を入れる。起きたくなくて、会社行きたくなくて、Twitterを見続ける。

 このグラフで言うと、いつの日か、私に過集中がやってくるのかな…とぼんやりTwitterを見続ける。行きたくない、で会社行かないなんてええご身分ですなぁと、思いつつ。(あとになって考えると、そもそも毎日行く契約でさえなかったような気がするし、時給換算したら安く見積もっても最低賃金以下だもんなぁ。真面目に行く方がアホや)

あまり夜寝れていないのに眠くないのは、おそらく薬のせいなのだと思う。前夜、寝れなかったのも、薬なせいな気はするが、疲労が蓄積すれば、睡眠のサイクルも安定するやもしれん。もう少し連続で飲んでみよう。

それにしても気がつくたびにリュック全開なんだが、薬飲んでこれってなんなんだろう。なぜか眠くならなくてひたすらスマホゲームに興じる。日が高くなってるのに眠くならないことに焦る。6時ごろ寝る。

 

 (朝起きられず&眠れないのは薬のせいか?と1週間ほど飲まない日が続く)

 

再開1日目 睡眠6時間 晴れ(45ミリ服用)

7時頃起きる。3時ごろ??寝る。

2日目 睡眠11時間 晴れ(36ミリ服用)

昨晩寝落ちして、歯も磨いていなかったので、一度25時ごろ起きたが、立ち上がれなかった。6時頃にも7時頃にも起きたが、やはり立ち上がれなかった。8時頃しぶしぶ起きる。4時ごろまで結局寝れなかった。これは、服用しているかしていないか、あんまりたぶん関係ないぞ。むしろ暑さが原因だ。

 

3日目 睡眠6時間 晴れ(45ミリ服用)

9時頃からアラームがなり、10時に起きた。もっと早く起きないといけなかったのだが、起きられなかった。ゆるい約束とはいえ、まあ、〇時くらいに間に合えば、くらいのゆるい気持ちでいうとほぼ100%遅刻しているような気がする。いやはや気をつけないと。おそらくなのだが、眠気とかなんとかの前に、今暑さで頭がやられているような気がする。熱中症に気をつけよう。薬を乱用している感じになってきて、良くないな。処方された薬を取りに行くのを忘れていて、家に残っている薬を飲んでいる。いや、あかんやろ。と思いつつ、薬局に立ち寄れない私…。夜運動したがやっぱり寝付けず。4時か5時ごろまで寝れなかった。

 

 

…見事に、3日坊主やないか!たぶん週末に飲まないことが多いからだろうなぁ。

もう少し続けてみよう。

暑くて仕事にならない

コンサータログを続けて書いているのだが、連日の猛暑の影響か、そもそも薬を飲んでも飲まなくても夜眠れないし、切迫した仕事がない影響で頑張って起きなくていいと思うと朝起きれなくて薬も飲めない。薬がきいている感じもしない。いや、実際飲んでみると「飲まないよりかはずっとましなんだな」と気がつくのだが。

正直言って、ちょっと乱用気味である。乱用気味、というのは、朝起きれないから飲まない、薬を取りに行き忘れるから処方通りに飲まず、家に余っているコンサータを飲む、我ながらどうかなーと思うが、まあ、結果的に、家に余らせている薬を消費できるからいいか、と思っている。そもそも、ほとんど副作用が起きてないし。

強い薬なのに、このピンとこない感はちょっと不思議でもある。

ASDの関連書籍を読んだ中には「女性は薬を飲むとすごく聞いて、キビキビ動けてしまって、薬が切れた時にめちゃくちゃ疲れる」などの記述があった。

全然である。ブログをかけるくらい集中度は上がるけれども、逆にいうと、やらなきゃいけない仕事があるけど、ブログを書いちゃうくらいの集中度である。

全然集中できていないやないか、と我ながら思うけれども、でも、これができるくらいの集中度が出ていないとちょっとやばい。

 

やばいと気がついたのは、最近の時間感覚だ。

7月の20日をすぎるまで、まだ7月3日くらいの感覚だった。「来週あたり行きます!」というざっくりしたアポイントの連絡を2周間前にしたまま行けていないとか、処方箋を取りに行くのを忘れていたのも、3,4日くらいのつもりが10日以上遅れていた。一昨日、明日電話します、と言って、昨日電話していない。

あかん。これはあかんやつやないか。

 

コンサータログもつけているのだが、正直、ブログにアップできるほどまとまった情報にならない。もちろん、3週間分くらい、ていうか1ヶ月分くらいの日記になっているのだが、日記でしかないのだ。ブログにならない。さすがに、ただの個人情報玉でしかない文章をアップする気に慣れない。「で?」って自分でも思う内容だからだ。

 

そもそも、スマホゲームをやりまくっている。にゃんこ大戦争を数年ぶりに再インストールしちゃったし、FGOも再開し始めっちゃったよ。つまんないゲームしていないと寝れないんだよね…。

 

たぶん、あつすぎて、生命維持で精一杯で、時間感覚がやばい感じになっている。

コンサータの増量を検討するのは、もしかしたら、まだ先でもいいのかもしれないな。10月とか。

 

というか、私はADHDASDだとは思うのだが、ADHD傾向もASD傾向もない人も、この暑さで能力値がガクンとさがっていないだろうか?

 

にゃんこ大戦争も、だいぶ歴史あるスマホゲームだよねぇ。古い時代からある基本にゃんこと最近作られたんだろうな、というにゃんこキャラだと、解像度が違くてちょっとゲームやってて「きっと昔は開発者1〜3人くらいのクソネタゲームだったろうに…グラフィックのデザイナーも増えて、立派になって(ほろり)」というなんか変な老婆心湧いてくる。

にゃんこ大戦争3周年記念アイテムBOOK【本書限定ダウンロード特典付き】

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ADHDの本を読んで

ASDのことがよくわからなくて、とりあえず図書館でASDという表記のある本を適当に借りて読んでみることに。

 

まあ、ADHDASDを分けて交互にかかれているのだが…うぅーん、やはり読んでいても、明確な差がわからない。チェック項目を見ていると、ADHDASDもどっちも特性が強い、って出てしまう。

だが、自己肯定感の問題もあるかもしれないが、これに当てはまらない人なんているのだろうか?というような項目ばかりだ。

 

ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LD 職場の発達障害

ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LD 職場の発達障害

 

 

 ツイッターで、ことごとく自分の性格、個性だと思っていた部分がADHDの項目に当てはまってしまい、自分を否定されたような感覚が…というつぶやきがあった。その人は医者に「診断と言ったって、占いと同じや」と言われて、はっと落ち込む気持ちに目が覚めたらしいが、本当にそうだ。

ADHDにはそんな項目はなかったが、ASDには、天候によって体調不良になるのや、眩しさやうるささに耐えられないという項目もあった。大地震が起こる前に、なぞの体調不良に襲われるのも、いってしまえば、ASDの特性なんじゃないのか。

こういう、ざっくり対策本を読むと、わけが解らなくなる。こういうハウツー本は苦手だ。

そもそも、こういう本を発達障害者本人が読んでも意味がないと思う。いや、あると思うけど、これを、他人に説明したところで何になる?

遅刻グセは特性

感情の浮き沈みが激しいのは特性

空気が読めないのは特性、うっかりミスは特性…

言えば言うほど「自分のミスを正当化している」と言われるだけだ。

なぜ起こるのか?それをなぜ伝えているのか?発生機序はどういうものでということを説明しないと「甘えてる」と思われてしまうし、適応できているだけで、けっこう発達障害的な人が定型発達の人間として扱われているような人もいて、半端に知識を与えても、私の立場より悪くなるだけだ。

これは障害だ、と思ったところで、それを理解させることは難しい、だって、発達障害者じゃなくても、往々にして起こりうるミスばかりだからだ。

他人は、ただだらしがないやつ、自己管理が出来ていないやつと見下すだけだし、発達障害当事者が障害を通して、苦しむだけ。

せめて、そのメカニズムを、説明できて、何が特殊で、何が解決の緒になって、他人はどう接すれば、当事者の発達を促すか、と説明できるか…。

その答えを私はこういう本にかかれているとは思えない。書かれていたとしても、当事者の私には、私をフォローしてあげることはできないわけで。

 

 

あー、もっとちゃんとしっかりした知識がほしい。